規制緩和ではなく、規制撤廃。これによりバス会社が乱立し、安売り競争をするなか、安全を軽視してバスを走らせ事故を引き起こしたことがあった。
庶民の生活を維持するためには、規制は必要だ。しかし新自由主義的な思考が蔓延する中で、規制がつぎつぎっと撤廃されてきた。
さて、岡山県の両備バスグループの労働組合がストライキを行うという。両備バスは、もうかる路線だけではなく、赤字となる路線にもバスを走らせ、地域の足を守っている。
ところが、別のバス会社がそのもうかる路線に参入し、両備バスよりも安い価格で走らせるという。自由競争だから仕方がないと考えるだろうか。もしもうかる路線でもうからなくなったら、赤字路線を維持できなくなり、住民の足を奪うことになる。
国土交通省は、別会社の参入を認めたようだ。それに対し、労働者の賃下げをさせず、地域住民の足を確保すべく、労働組合がストライキを行うというのだ。
『朝日新聞』記事。
バス赤字31路線の廃止届取り下げ 岡山の両備グループ
格安バスの認可取り消し求め国提訴 岡山の両備バス
庶民の生活を維持するためには、規制は必要だ。しかし新自由主義的な思考が蔓延する中で、規制がつぎつぎっと撤廃されてきた。
さて、岡山県の両備バスグループの労働組合がストライキを行うという。両備バスは、もうかる路線だけではなく、赤字となる路線にもバスを走らせ、地域の足を守っている。
ところが、別のバス会社がそのもうかる路線に参入し、両備バスよりも安い価格で走らせるという。自由競争だから仕方がないと考えるだろうか。もしもうかる路線でもうからなくなったら、赤字路線を維持できなくなり、住民の足を奪うことになる。
国土交通省は、別会社の参入を認めたようだ。それに対し、労働者の賃下げをさせず、地域住民の足を確保すべく、労働組合がストライキを行うというのだ。
『朝日新聞』記事。
バス赤字31路線の廃止届取り下げ 岡山の両備グループ
格安バスの認可取り消し求め国提訴 岡山の両備バス