私の自転車は、30年以上前に買ったマウンテン・バイクである。その間、タイヤを替え、スポークも新調し、車体はみずからペンキを塗っている。あんがいどこにでも行く。駐車場がないときには、そこまで自転車を駆っていく。
かなり前のことだ。スピードを出して走っていたら、脇道から自動車がでてきて、危うく衝突しそうになった。もちろん急ブレーキをかけた。その結果、私は道路に投げ出された。アタマをぶつことはなかったが、打ったところがしばらく痛んだ。
4月から、自転車のヘルメットが努力義務となった。私はその前から、モンベル(私はずっと前からモンベルファンである。)のヘルメットを買い、常用している。冬はワッチキャップの上にヘルメット、夏はサイクルキャップの上にヘルメット、これらのキャップもすべてモンベルである。
自転車に乗っていると、危険な目に遭うことがある。それを思うと、ヘルメットは必要だと思う。
今日届いた『週刊金曜日』の読者欄にヴァイオリニストの黒沼ユリ子さんが、息子さんが事故に遭ったときのことを記し、「ヘルメットを必ず着用してください」と書く。