首都圏のホテルに宿泊している。こういう時しかテレビは見ないのでつけてみるのだが、すぐに消してしまう。
まずまったく面白くない。出演している者だけが楽しんでいる。はたしてこれを見ている人は楽しんでいるのかと思ってしまう。それはなぜかというと、内容は何の足しにもならない意味のないものだからだ。時間潰し、それだけのためにテレビは何事かを放映しているとしか思えない。
それに、出演している人々が、なにごとかの専門性を持っているわけでもなく、ただ笑い、それも低次元の笑いだけを引き出そうとしているからだ。
またニュースなどを主に報じる番組も、コメンテーターと称される人びとのコメントもあたりさわりのない、素人の発言でしかない。そこに何らかのものを得ようとしてはならない。無駄に終わる。
テレビは見れば見るほど見る価値のないものだという認識を強める。
人びとがテレビを見なくなればこの世はもっと良くなるだろう。
もちろん、災害報道は別であることを付記しておく。