都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「小西紀行 - 個として全」 アラタニウラノ
アラタニウラノ(中央区新富2-2-5 新富二丁目ビル3階)
「小西紀行 - 個として全」
2009/12/1-2010/1/30
アラタニウラノとしては2年ぶりの個展となります。開催中の「小西紀行 - 個として全」へ行ってきました。
2年前はともかくアクの強いストロークが印象的でしたが、今回の新作では好き嫌いはともかくも、その点が若干薄まったような気がしてなりません。出品されているのは、作家自身のプレイベートな家族写真に由来するという子どもたちを描いたポートレート、約10点です。赤い点の目を二つ光らせ、時に筆を持って立つポーズを構えた少年少女たちは、皆はにかむような表情をして前を見据えていました。かつてはそれこそ縄でもうちつけてくねらせたかのようにさえ見えた迫力あるストロークも、同じくかつてより優し気となった子どもたちの姿とも関連してか、より穏やかに、あたかも落ち着きを取り戻したかのようにして走っていました。暴れるような線の動きはおそらくはやや影を潜めています。
来年1月末までの開催です。(冬期休廊:12/27-1/8)
「小西紀行 - 個として全」
2009/12/1-2010/1/30
アラタニウラノとしては2年ぶりの個展となります。開催中の「小西紀行 - 個として全」へ行ってきました。
2年前はともかくアクの強いストロークが印象的でしたが、今回の新作では好き嫌いはともかくも、その点が若干薄まったような気がしてなりません。出品されているのは、作家自身のプレイベートな家族写真に由来するという子どもたちを描いたポートレート、約10点です。赤い点の目を二つ光らせ、時に筆を持って立つポーズを構えた少年少女たちは、皆はにかむような表情をして前を見据えていました。かつてはそれこそ縄でもうちつけてくねらせたかのようにさえ見えた迫力あるストロークも、同じくかつてより優し気となった子どもたちの姿とも関連してか、より穏やかに、あたかも落ち着きを取り戻したかのようにして走っていました。暴れるような線の動きはおそらくはやや影を潜めています。
来年1月末までの開催です。(冬期休廊:12/27-1/8)
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