切れたわけじゃないっすよ
子どもたちが次々に、「○○」「△△」「□□」と、サッカーに興味のない私にはチンプンカンプンの短いカタカナ語を言っています。その後、「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」というナレーションが入ったので、サッカー選手の名前だったのだと分かりましたが、「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」って、どうですか、おかしいと感じますか?
まず、「口にする」の意味は、①食べる、②話す、言う、ですが、画面を見ていたので「食べる」でないことはすぐに分かりました。もし画面を見ないで「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」と言われたら、例えば、「サッカー選手の顔をかたどったまんじゅう」とか、「クッキー」とか「おせんべい」とか、そういう言葉が続けて出てくるだろうと想像したかもしれません。
まあ、まんじゅうでもクッキーでもないので、「子どもたちが言うのはあこがれのサッカー選手」と言い換えてみましょう。分かりますか? 「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手の名前」ですよ、「名前」が抜けています。それに、もっといえば、「口にする」ではなく、「口にしている」ですから、そもそもこういう言い方にかなり無理があります。「サッカー選手」と言えば、「○○」「△△」「□□」が「サッカー選手の名前」なのだなと推測することはできますし、「○○って?」「サッカー選手だよ」という会話は成立しますが、「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」というナレーションは、尻切れトンボでむずむずします。
子どもたちが次々に、「○○」「△△」「□□」と、サッカーに興味のない私にはチンプンカンプンの短いカタカナ語を言っています。その後、「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」というナレーションが入ったので、サッカー選手の名前だったのだと分かりましたが、「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」って、どうですか、おかしいと感じますか?
まず、「口にする」の意味は、①食べる、②話す、言う、ですが、画面を見ていたので「食べる」でないことはすぐに分かりました。もし画面を見ないで「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」と言われたら、例えば、「サッカー選手の顔をかたどったまんじゅう」とか、「クッキー」とか「おせんべい」とか、そういう言葉が続けて出てくるだろうと想像したかもしれません。
まあ、まんじゅうでもクッキーでもないので、「子どもたちが言うのはあこがれのサッカー選手」と言い換えてみましょう。分かりますか? 「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手の名前」ですよ、「名前」が抜けています。それに、もっといえば、「口にする」ではなく、「口にしている」ですから、そもそもこういう言い方にかなり無理があります。「サッカー選手」と言えば、「○○」「△△」「□□」が「サッカー選手の名前」なのだなと推測することはできますし、「○○って?」「サッカー選手だよ」という会話は成立しますが、「子どもたちが口にするのはあこがれのサッカー選手」というナレーションは、尻切れトンボでむずむずします。