◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「日焼け止めを塗ってもつい日焼けしてしまう」って?

2007-08-21 20:09:08 | 気になる言葉、具体例
                     これも必須アイテム
 2週間ほど前でしょうか、やはり夏ですから、ローカルの報道バラエティ番組で、日焼け対策、その中でも、特に日焼け止めクリームの正しい塗り方という具体的な話をしていましたので、私もしっかり画面を見ながら聞いていました。若い女性アナウンサーと専門家の女性が並んで座り、対話しながら話を進めているのですが、例によってこのアナウンサーがろくな日本語を話しません。「日焼け止めを塗ってもつい日焼けしてしまうことがありますよね」って、「つい」の使い方が間違っています。ここに「つい」は入りません。「思わず」という意味の副詞ですから、「ついしゃべってしまって」「つい飲みすぎちゃって」というように言うものです。つい日焼け止めを塗らずに外に出てしまって、それで日焼けすることならありますね。
 ちなみに、日焼け止めを塗っても日焼けしてしまうのは、クリームの塗り方が正しくないから、量が全く足りていないからなのだそうです。専門家の女性は、大抵の人がこのぐらいかなと思う量の3倍ぐらい塗っていました。たくさん塗ると変に白くなるような感じですが、しばらくしてなじめば変じゃないし、そのくらいしっかり塗らないと日焼けしちゃうって言っていましたよ。バーベキューの日は、それを思い出してたっぷり塗りました。
 さて、いろいろ話をして、最後にアナウンサーがこうぬかしやがっ・・・もとい、言いました。「最後に、大切なことを教えてください」・・・・・大切なことって・・・何だろう? ももーえちゃーん!
コメント
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