カルシウムたっぷりぃ
時代劇の中で役者が言ったセリフなのですが、本当は、「さすがに・・・受けただけのことはある」と言ってもらわないといけないのです。例えば、「さすがに名人から直接指導を受けただけのことはある、見事な腕前だ」というように、「さすがに・・・だけのことはある」という決まった言い回しなのであって、「だけの」が抜けたら全く意味を成さないわけです。このように、決めたつもりが決まらないということが非常に多くなっているのですが、脚本家はその道のプロのはずですから、こんなことでは困ります。変なところでずっこけさせないでください。
ほかにもいろいろありますよ。「はらわたが張り裂けるくらい腹が立つ」って? はらわたは煮えくり返るもので、張り裂けるのは胸です。腹が立つ → はらわたが煮えくり返る → 頭にくる → 頭から湯気を立てる → 怒り心頭に発する、という順番が一応あるように思うのですが、このごろはすぐに「怒り心頭!」ですからね、カルシウムが足りないんじゃないの? あ、ボキャブラリーもね。
時代劇の中で役者が言ったセリフなのですが、本当は、「さすがに・・・受けただけのことはある」と言ってもらわないといけないのです。例えば、「さすがに名人から直接指導を受けただけのことはある、見事な腕前だ」というように、「さすがに・・・だけのことはある」という決まった言い回しなのであって、「だけの」が抜けたら全く意味を成さないわけです。このように、決めたつもりが決まらないということが非常に多くなっているのですが、脚本家はその道のプロのはずですから、こんなことでは困ります。変なところでずっこけさせないでください。
ほかにもいろいろありますよ。「はらわたが張り裂けるくらい腹が立つ」って? はらわたは煮えくり返るもので、張り裂けるのは胸です。腹が立つ → はらわたが煮えくり返る → 頭にくる → 頭から湯気を立てる → 怒り心頭に発する、という順番が一応あるように思うのですが、このごろはすぐに「怒り心頭!」ですからね、カルシウムが足りないんじゃないの? あ、ボキャブラリーもね。