◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

未来の自分にメッセージ、続報。

2008-02-01 19:55:29 | 言葉についてあれこれ
                      日本語の未来は?
 未来の自分にメッセージ、また新しいパターンが出てきました。「何の話?」というかたは1月12日と27日の記事を先にお読みください。
 基本の形は、「僕は、将来、サッカー選手になりたいです。未来のサッカー選手に一言。頑張ってワールドカップに出場してください」なのですが、「僕は、将来、サッカー選手になりたいです」という部分もいろいろ分かれてきました。もちろん、これはオリジナルだな、素晴らしいなぁと思うパターンもありますよ。例えば、「僕は、将来、サッカー選手になっているでしょう」って、ちょっとすてきですよね、「なりたい」よりも強い、「なるぞ」という思いが伝わってきます。実際に、その夢を実現すべく、毎日頑張って練習しているのでしょうね(^‐^)。頑張れーっ!
 さて、あれれ? と思ったのは、「僕の未来はサッカー選手です」と「僕の未来はサッカー選手になることです」というパターンです。「未来」とは、現在の後に来る時、という意味ですから、明るいとか、希望に満ちているとかいうのならいいのですが、「未来はサッカー選手」というのは具体的すぎてちょっと違和感があります。「僕の未来の姿(職業)はサッカー選手です」か、「未来の僕はサッカー選手です」というくらいが適当でしょうか。また、「未来」は「サッカー選手になること」では言葉がうまくつながりません。もう一度ちゃんと説明してあげてよぉ~( ̄□ ̄;)MROぉぉぉ。
 大人でも、前半と後半がきれいにつながっている話し方をちゃんとできる人は非常に少ない(1%を切りますかね~)ので、文章化するときはその修正作業がものすごく大変なのです。右の耳から入って左へ受け流すだけなら別にそれでもいい・・・というか、しょうがない、もうどうしようもないのですが、文章なのに前後のつながりがおかしいというのは許されませんからね。
コメント
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