予報に急かされて。

当地では、来週前半に雪の予報が出た。
今週は今日しか休みがないから、とりあえずはクルマの冬支度をすることになった。


去年までは、この時期日当たりが悪くて乾くことがない庭先で、泥とカラマツの落ち葉の吹雪にまみれながらの冬支度だった。
今年は快適だ。
車庫の中にはサイドに棚を置いてしまったので、作業するほどの隙間はない。


タイヤは車庫の奥に仕舞っているから、ジープをどけないと冬タイヤが出せない。
ジープを車庫から出して、裏庭のスミに寄せる。
ここは奥行きの関係で軽トラ程度しか置けないのだが、短いジープなら楽勝だ。
車庫の前には、ボンゴと軽トラをタテに並べて置ける奥行きがある。


車庫の前は砂利敷きだが、車庫の出入り口から2メーターくらいの範囲だけコンクリが打ってあって、そこで作業できる。
コンクリの上はジャッキがよく走るし、安定もいい。
前の社宅の庭では、ジャッキが埋まっていたものだ。


走行距離もいいタイミングだったので、オイルも交換。これはボンゴだ。
ディーゼルのオイルは買い置きがあると思っていたら、3.5リッターしか残ってなくて、あわてて買いに走った。


ボンゴフレンディは、一見ボンネットがある1.3ボックスだが、実はキャブオーバーだ。
エンジンは前席の下にあるので、オイルを入れるには、センターコンソールを外して、助手席ごとハッチを開ける。
オルタネーターやターボも見えている。
一見メンドクサイみたいだが、やってみればそんなにメンドクサイこともない。
ちなみに、ボンネットのスペースには、バッテリーとかラジエター、エンジンオイル以外の各種作動液タンク、ヒューズボックスなどが入っている。


足回りは、前の家にいたときは、泥と砂と枯葉、それに砂利代わりに敷かれていたホタテの殻の破砕物が隅々まで入り込んで、わやになっていた。
今年はきれいなもんだ。ってこれが普通か。去年まではシビアコンディションで使ってたわけだな。道理でやたら車体が腐ったわけだ。
去年の暮れにオーバーホールしたブレーキ周りも異常なし。


夏タイヤとして履き潰したフロント右のスタッドレスタイヤ。写真では左右が逆になっている。左側が装着状態で外側だった。
組み方が悪かったのかホイールの腐れのせいか、エアが抜けやすく、ちょっとほったらかしておくと100kPa以下で走ってたりすることがあった。
タイヤを組んだのは俺ではない。
で、本来なら外側の肩が摩耗するはずが、両肩が異常に摩耗している。


わーヤバかった。
外側はスチールメッシュが出掛かってる。


左フロント。
外側が激しく摩耗している。
エアは200kPa指定(実際は年式的に「2.0kg/cm2」と指定されているけど)のところ、10%増しの220KPaくらいで使っていたのだが、両肩減りになってるとこからみると、もう少し高めでもよかったかもしれない。
これは純正指定サイズの195/70R15なのだが、やや耐荷重不足なのかな。
それとも、足回りにマツダスピードのダウンサスが入っているせいだろうか。
純正指定サイズ215/65R15のリアは、同じく指定の2.4kg/cm2の1割増の空気圧で、ほぼ均一に摩耗していて、しかも、同じ走行距離でまだ冬タイヤのサイプが残っている。だから、フロントはただでも耐荷重不足の上、サイズ違いで前後ローテーションできなかったのが大きいかもしれない。
去年組んだ冬タイヤは、前後とも215/65R15で統一している。2000kmちょっと走ったが、今のところ偏摩耗は見られない。
それをクロスローテーションして装着し、空気圧は指定の15%増しにした。
ま、これで様子見だな。


サンバーも冬タイヤを履いて、荷台のシートも張った。
オイルも交換。
オイルパンがオイルで濡れていた。ドレンしたオイルも少なかったので、漏れているのは確かみたいだが、濡れてる範囲が広すぎて、漏れ箇所が特定できない。
オイルパンを洗浄して、しばらく観察することにする。


忘れちゃなんない冬ワイパー。
雪にはこれがないと走れたもんでない。
さあいつでも来いや雪。
いやできれば来ないで。
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