なにが違うんだ。


前の記事で書いていた接続ケーブル。
GS-118って品番だ。


量販店のカー用品コーナーではお馴染みの、ミラリードの製品だ。
6ヶ月の保証付き。

さて、コイツを使っていたところ、プラグを抜くときに、毎回とは限らないが、抜いたことが認識されることがわかった。
どうやら、ゆっくり抜いてやるとほぼ百発百中認識されるようだ。
100均イヤホンでは、ゆっくりだろうが回して抜こうが抜いたことは認識されない。


プラグのアップ。
左から、純正イヤホンマイクの4極、ミラリードGS-118の3極、100均イヤホンの3極。
ま、素直に4極を使えば何ら問題ないんだが、純正はイヤピースがオープンタイプ。カナルタイプできっちり耳に突っ込んで聴きたい俺としては、イマイチなのだ。
この4極プラグは、調べてみたら、先端から、左イヤホン、右イヤホン、マイク、共通アース、の順になっている。
3極の方は、先端から、左、右、共通アースだ。
したがって、4極用のジャックに3極プラグを挿すと、マイクとアースが短絡するわけだが、通常はそれで壊れたりしないように、機器側が対応している。

で、freetelのスマホがイヤホンの抜き差しをどこで判断しているか、だが、おそらく、イヤホンを抜くとき、ジャックのアース端子ににプラグのマイク端子部が移動した時に、イヤホンの導通がなくなることを利用しているのではないかと思われる。
ゆっくり抜いてみた感じでは、たぶん普通のラジオのように左イヤホン端子の物理的開放と、andで右イヤホンとアース間の導通を見ているような感じだが、確かではない。
100均イヤホンによらず、普通の3極イヤホンは、アースを共用している。その関係で、左右イヤホン間(つまりプラグの先端と2番目の間)にも導通があるから、要は3極全ての間に導通があるわけで、これが認識エラーを引き起こしているんでないかな。


で、接続ケーブルでそれが起きないのは、ケーブルの反対側を何かに接続していなければすべての端子間で導通がないわけだから、抜くときに必ずジャック内で導通がなくなる状態になるからだろう、と。
左イヤホン端子を見ているというのは、この全端子間オープンのケーブルを使っても、奥まで差し込んだ瞬間にイヤホン挿入が認識されるからだ。
ということは、パーツ屋で50円くらいで売っている、ブランクの3.5φステレオプラグがあれば、イヤホンを抜いてからそのブランクを一度抜き差しするだけでイヤホンを抜いたと認識されるはずだな。
ブランクプラグ、ウチのどっかにあったよな確か。探してみよ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )