マイハンド復活。


古い充電ドリル、松下電工のEZ6040「マイハンド」。


復活させるべく、サブCのニッカド電池を購入した。
アマゾンのマーケットプレイスで、送料と合わせて1600円くらいだった。


本体のグリップ内に入っていた、元々のニッカド電池。


裏側。
4本が直列に接続されて、いちばん上の+-各極に、スイッチと充電端子の+-が各々ハンダ付けされていた。


バッテリーは液漏れしたのか、充電端子の+配線が切れていた。


当然ながらバッテリーの大きさは同じ。


こんな感じで、まずはバッテリーをハンダでつないでやる。


グリップへの収まりはギリギリなので、仮合わせしてハンダ付けする。


こんなふうに、電池のタブ同士をつなぐ。


4本が直列につながった、新品のニッカド電池。


ダクトテープで束ねてグリップに収納後、スイッチと充電の配線をハンダ付け。


さて、無事動きますかどうか。


無事に正常作動。
これで「マイハンド」復活だ。めでたしめでたし。
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(改)。


先々週に検査のために行った病院で風邪をもらったらしく、先週は点滴に次ぐ点滴。
なんとか週明けまでに風邪を抑え込まなきゃなんなかったのだ。


そして、サンバーがこんなんなった、春の雪に見舞われるスタートとなった今週。
風邪は何とか抑え込めた。


今週は入院の予定があったので、短期決戦で風邪を叩きのめしたのだ。


入院といっても大病ではなく、整形外科。


10年くらい前から、左手の尺骨神経麻痺の症状があったのだが、最近とみに悪化して、痛みを伴うようになっていた。
感覚もないし力も弱って、仕事にも差し支えるので、思い切って手術することになったのだ。
尺骨神経が支配する、左手薬指の小指側半分から小指にかけての感覚が、ほとんどない。
肘関節の軟骨が磨り減るなどして、肘関節が変形し、肘関節を通る尺骨神経が圧迫を受けて、麻痺が起きているらしい。磨り減った関節には骨棘ができて、関節の可動域も狭くなってしまって、痛みがある時は腕をまっすぐ伸ばせないし、左手で左耳をほじれない。
手術は、関節の内側を切開して、関節内の尺骨神経が通るガイドになっている部分を切り、神経を関節から外して、ルートを関節の前方に移動する、というものだ。元の設計からの大幅な変更になるわけだから、ま、改造だな。ひげくま(改)になるわけだ。
病院によっては日帰りで行っているほどの軽い手術のようだが、俺がお世話になった病院では2泊3日の入院手術になるのだ。


全身麻酔なので、手術前夜から食事制限。


病室の窓からは、函館の街が一望できた。


手術前の最後の晩餐。
病院食なんて何十年ぶりか。


手術日は、朝から点滴。
左腕は手術するので、点滴は右腕に。


キレイな左肘の、最後の姿。
手術は全身麻酔なので、寝て起きたら終わっていた。
昔ほかの手術を受けたときは、たしかガスで眠らされた記憶があるけど、今回は点滴からだった。完全に効くまで何回か声をかけますから返事してくださいね、と言われていたが、麻酔医に「はい眠くなるお薬入りまーす」「ちょっと点滴のとこヒリヒリするかもしれませーん」と言われて、「あー眠くなってきた」と返したのが最後の記憶だ。


麻酔が残って朦朧としていたけど、とりあえず見える景色をパチリ。


手術翌日、退院前の患部。
肘の切開部は、接着で塞いであるとのこと。だから、抜糸はない。
二の腕に飛び出ているのは、切開部から血を抜く細いチューブで、このあと抜去した。
あとは、手術翌々日から、風呂にも入れる。

改造手術してすぐ、前よりも肘が伸びるようになっていて、驚いた。骨棘をいくつか取り除いたためだろう。
神経の方は、長期に渡ってダメージを受けていたわけだから、急には回復しない。神経の再生は1日に1mm程度らしいから、肘でダメージを受けていた神経が指先まで回復するとなると、約1年かかる勘定だ。
術後は1ヶ月は左腕の重労働禁止らしいので、デスクワークかな。右腕は元気なんだから、あんまり甘えれないか。
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