コテライザー復活作戦。


ガスはんだごての、おなじみコテライザー。
俺のはコテライザー70ってやつで、昭和の終わりか平成の初めかあたりに買ったものだと思うから、35年くらいは経ってるかな。圧電点火のコテライザーオートが出る前の、ライターで火を点けるタイプのやつだ。
電源の取れない現場が多かったので、コテライザーには大いに助けられた。

コテライザーのコテ先には触媒が入っていて、まずガスに点火して触媒を赤くなるまで予熱してから、シャッターを閉じて火だけを消すと、出続けるガスが焼けた触媒と反応し続ける仕組みだ。
ところが、触媒が劣化して、その予熱で赤まらなくなってしまっていたのだ。
この写真は予熱しているところだが、触媒が一向に赤まってきていない。

幸い、このモデルは今も作られていて、コテ先も消耗品として購入できた。
ヨドバシで814円、お取り寄せ品だった。

コテ先には、70-01-01という型番がプレスされている。

新品は、型番の刻印が小さく浅くなっている。

コテ先を交換して予熱。すぐ赤くなった。

シャッター閉じて触媒の動作確認。コテ先の排気孔から、触媒が赤まってるのが見える。正常そのものだ。

35年モノのコテライザー、めでたく復活。

