かぶれの世界(新)

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200安打、米国では意外に低い評価

2006-09-18 00:08:43 | スポーツ

イチローが16日ロヤルズ戦で6年連続シーズン200安打を達成した。1900年以降では2人目の記録だそうだ。しかし米国のスポーツサイトでのトップの扱いは地元シアトルを除くと、ソリアーノが40本塁打40盗塁を達成し40-40クラブメンバーになったという記事だった。

ESPNSIの野球のコーナーで、ワンクリックで記事が読めるほうはまだマシかもしれない。肝心のMLBの公式サイトのトップページからイチローが記録を達成したということは伺えない。シーズン終盤の優勝争いがトップに来るのは理解できるが、40-40の次はなんとフィギンズのサイクルヒット、そんなに大したことか。

昨年ホワイトソックスがスモールボールでワールドシリーズに勝ち、WBCで日本が細かい野球で世界一になって少しは変わったと思ったが、大半の米国人はホームランが好きなのだ。これはベーブルース以来の伝統と言うから簡単には変わらない。6年連続200安打はイチローしか為し得ない大記録だと思うが単打を幾ら打っても彼らには大して興味が無いようだ。

野球は勝負事であると同時にプロのショーなのだから仕方が無い。所属するチームが優勝を争うか、スモールボールの野球が勝ち続ければ状況が変わるかも知れない。もしくはこれがヤンキースのジーターだったら扱いが違っただろう。評価がどうあろうとイチローは100年に一度の記録に挑み続ける偉大な選手であることは間違いない。■

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