かぶれの世界(新)

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私が巨人ファンを止めた時

2010-04-04 23:56:45 | スポーツ

の選抜高校野球が終り、プロ野球のシーズンが開幕、MLBもいよいよ明日開幕する。いよいよ野球のシーズンが始まった。野球少年だった私はずっと熱狂的な巨人ファンだったが、長嶋の選手として晩年の頃から野球がつまらなくなったが、10年前頃から野球ファンに戻った。その経緯を紹介します。

私はもの心ついた時から巨人ファンだった。その頃は川上の選手として晩年で入れ替わりに長嶋が入団、三原監督が西鉄に追われたが、水原巨人を破り日本一になるという、とても劇的なシーズンが続いた頃だった。NHKの名物アナウンサーの小西得郎氏が引退され、名調子が聞かれなくなった頃だった。

親にねだって小学館の月刊誌「小学4年生」から「野球少年」に切り替え、毎日のように読み返し戦前の沢村だとかスタルヒンなど伝説の選手を知った。あの本は今振り返っても良かった。余りに熱中して成績が下がったらしく、たった1年で「小学6年生」に戻ったのを記憶している。

小学生の頃は頭でっかちの野球少年で近所の子と野球したことも無く、中学に入学して野球部に入り初めてグローブとスパイクを買ってもらって本格的に野球を始めた。それからは毎日暗くなるまで野球漬けの生活だった。

私はどちらかというと王より長嶋ファンだった。その頃からテレビが急速に普及し、ラジオではNHKだったが、テレビは民放の野球中継を見るようになった。問題は全てのテレビ放送がそうではなかったと思うが、テレビ中継が巨人びいきのように聞えたのがとても気になった。

又、テレビ中継は野球を良く知らなかった人達の興味を引きファン層を一気に拡大した。そのせいだと思うが、野球選手を芸能人扱いするようなテレビ番組が増えたように記憶している。それまでは純粋に人気のあるスポーツだった。特に巨人とその選手にその傾向が強かった。

私は選手としての長嶋は大好きだったが、監督になった頃からアンチ巨人になり、そのうち興味を失い野球中継も全く見なくなった。最高レベルのプロ野球を楽しむという雰囲気が無くなった。野球に対する興味も失い、その後現われたプロサッカーの中継の方が面白くなった。

だが、野茂やイチローがMLBで活躍するようになり、純粋に最高レベルの野球を報じる中継と、野球をよく知っていて楽しむ観客を見て、又野球を見るのが楽しくなった。テレビの野球人気は低下し視聴率がとれず、野球中継は減少する傾向にあるという。だが、WBCのお陰で純粋にハイレベルの野球を楽しもうという雰囲気が徐々に戻ってきたような気もする。■

コメント
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