かぶれの世界(新)

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介護録10秋(予告編)

2010-09-05 16:30:27 | 健康・病気

今年の春に母を老人ホームに入れ全てを施設に委ねたので、介護録というにはいささか面映い。狭義の介護は何もしてない。異常気候による酷暑の為連日お亡くなりになる老人のニュースを聞くと、老人ホームに入居させて本当に良かったとつくづく思う。

高齢者が暑さをどう感じどう振舞うのか、周りの家族はどうすべきか私には全く知恵が無かった。幸い母は有料老人ホームに入れるだけの年金と預金があったので迷うことはなかった。もしそうでなく私が全てを負担するとなれば、残された家族の事を考えてどうするか迷ったろう。有料老人ホームの生活にはかなりの費用がかかり、家族の協力無しにはそう簡単に判断できなかったろう。

老人ホームにいても何かと問題が起こるから安心できない。先月末に老人ホームから連絡があり、手違いで母の食事にパンを与え喉に詰待ったと連絡があった。その場で介護士が背中を叩きパンを取り出せたが、翌日レントゲン撮影すると肋骨が折れていたらしい。幸い母は痛みを感じないようで生活に支障が無く、自然治癒を待つということになった。

一安心と思ったところ数日前に母の主治医から連絡があり、このところ血糖値が300以上になったので、インシュリンを即効性の高い成分に変更して1日3回投薬に変更するので家族の了解を得たい旨連絡を受けた。それを聞いて私は食事の摂取量に関係がないか気になった。

昨年母が脳梗塞で実家の近くの市立病院に入院した時、食事は1日1200kcalに限られていたが、リハビリ病院に転院後は一般の人と同じ1600kcalに変更され、血糖値も100-200台とそれなりに落ち着いていた。今回先生に確認すると、食事は1400kcalに設定されていたという。

食事について二三質問をしたもののそれは母の様子を確認する為で、基本的には先生の診たてに従いますので宜しくと返事をした。だが昨日になって、それでも血糖値が500を突破したので食事両を1200kcalに減らしたと連絡が来た。母の様子は普通と変らず安定しているらしい。

このところ骨折や血糖値の上昇でやり取りをして、老人ホームの担当の方がアタフタしている感じを受け、こんなことで大丈夫かと若干不安になってきた。それでも何か異常があればタイムリーに対応してもらえるので自宅介護よりマシなのだが。やはり定期的に私が訪問して見なければと思った。今月後半には予定通り実家に戻り主治医と介護担当の話を聞くつもりだ。■

コメント
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