不覚にも風邪をひいてしまった。昨日の午後堤防沿いの道を歩いて郵便局に行った。5月にしては強い日差しの下でTシャツにショートパンツの格好だった。初めは爽やかな風が心地よかったのだが、途中から肌寒さを感じた。だが、10分以上歩き家に帰るのには遠すぎると思い、そのままの格好で歩き続けた。これが良くなかった。実家に戻った頃には水洟が垂れ、喉に異常を感じた。
郵便局の斜め向かいの個人スーパーが何故閉店したか馴染みの局長に聞いた。店主が病気になったか、年老いてやっていけなくなったのかと。答えはコンビニに切り替わったM商店と同じだった。お客が減って冷蔵庫の電気代すら払えなくなったからという。
一夜明けるともういけない。微熱でぼうっとなり、水洟が止まらなくなった。今日は一日中家にこもって読みかけの本を終わらせようとしたが、集中できなかった。3日前に誰にも頼んだ訳でもないのに誰かが畑を耕してくれていた。今日近所を聞いて回り、誰か分かったらお礼に行く積りだった。だが、外に出るのは止めた。
最近、犬を連れて散歩する人が激減した。勿論、少子老齢化で田舎の消滅の危機の為でもない。6-7月の陽気でアスファルトの気温が上がり、靴を履かない犬は足が焼けるのだそうだ。おや、まあ。最近できた貯水池横の広い公園で犬を連れた奥さんを見つけ、聞くと芝の上を選んで歩かせるから大丈夫だと言う。アスファルトも熱が上がらない処置がしているという。
この1週間で行方不明の老人を捜す有線放送が二度もあった。いずれも70歳代で性別はあやふやだが、男性だったような気がする。これまでそういう放送は聞いたことが無い。私の推測は認知症患者の徘徊だと思う。やっぱり犬より人間の方が大変だ。独居老人の私もケアして欲しいな。
サッカーファンの方ならご存知だと思うが、今年初めてJ1に昇格した徳島が中々勝てずまだ1勝しただけだ。降格間違いなしだ。これは全国ニュースレベルだが、ローカルニュースレベルではもっと悲惨な例がある。今年J2に昇格したカマタマーレ讃岐はまだ1勝もしてない。何だか次々と消えていく地元商店を思い起こさせる。
サッカーチームを強くするには奇跡を祈るか、お金をかけて戦力を補強するのが常道だ。応援するファンがイライラするのは分かるが、地元チームで最下位の争いをする愛媛FCファンがトラブルを起こした。対戦相手のカマタマーレのファンに対して差別行為をし無期限入場禁止の処分を受けたと地元のテレビが報じている。まるで間違っている。何だか寂しいね。■