かぶれの世界(新)

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期待薄のジャパン23

2018-06-01 18:34:01 | ニュース
W杯ロシア大会に選出された23人は消去法で選ばれたように感じた。ワクワク感が少しもない、でもしょうがないかなという印象だった。我が家は普通よりちょっと濃い目のサッカーファンだと思うが、特に男性陣の反応は全員冷たかった。中継を見たいとも思わないという厳しい声もあった。

だが私は間違いなく見る、そして多分がっかりするだろう。期待出来ない最大の理由は生きのいい若手がいないことだ。そこそこ活躍するだろうと期待するベテランはいても、もう限界は見えている。予選から世界最高レベルの力を持った選手のいるチームと当たって勝てる見込みはない。

昨年まで若手は育っていると思っていたが、予選突破後に姿を消してしまった。特に大活躍した井出口や浅野等が移籍して鳴かず飛ばずで選ばれず、逆に現在ポルトガルで大活躍の中島も選ばれなかったのは残念だ。彼等がどれだけ通用するかは分からないが、我々ファンには未知の期待感が持てた。

ロシア大会で一皮むけて活躍するだろうと期待できる選手は少ないと感じる。直前のガーナ戦では前監督が指摘していた「当たりの弱さ」と「緩い横パス」でボールを奪われピンチに陥るシーンが何度もあり、見ていてイライラした。

これじゃ昔とちっとも違わない。進歩がないなと思わずにはおられなかった。ベテランの中では本田には一定の存在感があったし、香川も往時の切れを時折見せた。だが、岡崎は何のアピールもなかった。中盤やバックスの無意味な横パスは見ていてハラハラした。本番では絶対に狙われるはずだ。

FWのトップを張った大迫は他を寄せ付けない活躍をし、原口と宇佐美と後半出場した柴崎や武藤にはそれなりのポテンシャルを感じた。彼等とベテランの連動が上手く機能すれば多少のチャンスがあるかも知れないが、いかんせん「決定力不足」は決定的だ。

ジャパン23にはこの決定力不足を克服して何とかゲームにするという認識がない。得点力がない分をカバー出来る守備力を感じない、と言うか人材がいないのだろう。見ていてかなりつらい展開になるのは間違いない。散々ケチをつけたが、頑張れジャパン!■
コメント
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