かぶれの世界(新)

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サマータイムはもっと柔軟に取り組め

2018-09-04 11:54:10 | ニュース
森元首相が提案したサマータイムの導入に対して、私から見ると意外に否定的な議論で盛り上がっている。たまたまEUでは大規模な世論調査が実施され、主に健康的な理由でサマータイムの廃止の声が多数と報じられた。私は1か0の議論は生産的ではない、もっと柔軟なやり方があると思う。

日本の場合は全ての組織がサマータイム無しの前提で活動している。現在の組織が複雑に関係するシステムの改変には何年も時間がかかるという専門家の声は理解できる。しかし、健康の問題についての問題指摘は間違ってはいないと思うが、どれほど重要か現実をみない議論だと思う。

現代は何億人もの人が世界中を旅行し、否応なく全員が時差の問題にぶつかり対応しているのである。地球が丸い限り起こる問題だ。旅行しなくとも海外の人達とリアルタイムで連絡を取り会議で物事を決めようとすれば、必ず時差の問題が日常的に生じる。私もその為に何度も睡眠不足になった。

それはサマータイム切り替え時の年2回の調整などより深刻だった。時差調整の困難さは年令や個人差によっても異なる。だからと言って、健康問題をあげて止めようという話ににはならない。世論調査で時差調整しない人が年に2回時刻調整をするのが嫌だとの声が多かったとしてもだ。反対した同じ人が喜び勇んで海外旅行に行く。

以上を総合すれば、一律の時刻の変更はやめて必要な部分だけ時刻表を変えればいい。例えばオリンピックの場合は熱中症を考慮して、タイムテーブルを1時間早めるだけでいいのではないか。前例はある。営業時間などは会社やお店の都合で変えている。全部の時間を変える必要はない。

私が子供の頃はもっと柔軟だった記憶がある。学校の始業時間が夏場は1時間早かったような記憶がある。地球は丸い。どこかで時間調整は必ず起こる。大騒ぎする程のことではないと私は思う。■
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