かぶれの世界(新)

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チョット生臭い話

2018-09-26 16:13:16 | ニュース
昨日いつもの散歩の途中で長老に出会い、西日本豪雨で肱川氾濫時の面白い話を聞いた。実家の表を流れる矢落川(肱川の支流)に周囲の山から流れ込む小川の水門が締まったままで、集落の3軒が浸水した。高知県から応援のポンプ車が堤防上で準備していたが、住民の必死の願いに反しポンプの起動指示が遅れて小川の水が溢れて浸水に至ったという。住民は判断ミスだと怒っている(高知県の職員には責任がない)。

本流の肱川の氾濫は死者が9人も出る大惨事に至り、住民からダム放流が適切になされたか不満の声が湧きあがり、市と国が主催して今週地区ごとにやっと説明会が行われた。長老によるとダムの管理部隊は一貫して役人特有の責任逃れ姿勢を保っている。市長は教育長上がりで最近就任したばかりで存在感が無く、県知事は今回リーダーシップに欠け他人事のような物言いであったという。

だが、長老は被災者に対して前例なく素早く支援金が支払われのは高く評価していた。彼は10年位前まで県の土建協会の役員をしており、その辺の事情を知っている口ぶりだった。知事も公明党国会議員も機能せず、素早く動いてくれ対応してくれたのは自民党議員塩崎氏だったという。彼は元々有力者で普段から土建協会に顔を出し、いざという時情報が集まり適切な対応をしてくれたという。

私は聞いていて多分本当の話だろうと思った。中村知事は加計学園に絡んで部下の報告を裏を取らず公表した一方で、部下が障害者雇用比率のルールを守らなかった時は知らん顔をした(と思う)。こういう人はいざという時に信頼できない。大洲市長は就任したばかりで元々期待できなかった。東日本大震災時に迷走した民主党首相(同情するが)より、その方がマシだ。

平素から業界団体に顔を出しいざという時必要な情報が入り適切な対応をする、或いは後押しをするのが自治体の長とか議員の重要な役割の一つだと思う。勿論、注意しないと利益誘導など利害関係を疑われる恐れがある。しかし、それを恐れて市民の為に必要なアクションが取れない様では責任を果たしたことにはならない。チョット生臭いが、今回は又聞きながら身近に出来事なので論じた。■
コメント
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