新年度の「NHK杯将棋トーナメント」から、司会・聞き手が中倉宏美女流二段から矢内理絵子女王に替わった。
司会者の交代はインターネットで話題に上っていたので驚きはなかったが、事情を知らない「宏美ファン」は、唐突な交代に衝撃を受けたことと思う。
もっともここ数年の女流の聞き手は3年周期だったので、この交代は予定どおりであろう。しかし3年間も司会を務めたのだから、最後の収録の日ぐらい、NHKは中倉女流二段に別れの挨拶の時間を作ってくれてもよかった気がする。
中倉女流二段にはその穏やかな笑顔で毎週癒された。ここであらためて、お疲れさまでした、と言いたい。
さて新司会の矢内女王だが、「女王」のタイトルを所持していることもあり多忙なはずだが、よくNHKのオファーを引き受けたと思う。矢内女王は、以前「囲碁将棋ジャーナル」の司会を長期間担当していたこともあり、今回の司会も安心して見られるはずである。
事実初登場の今回は、やや声が小さかったものの発音は明瞭、手固い進行ぶりだった。解説者とも堂々と渡り合い、自分の読み筋(指し手)をさりげなく主張したのもよかった。
惜しむらくは服装がやや地味だったこと、笑顔があまりなかったことだが、これらは矢内女王の「スタイル」なのでやむを得まい。
これからの活躍を楽しみにしています。
司会者の交代はインターネットで話題に上っていたので驚きはなかったが、事情を知らない「宏美ファン」は、唐突な交代に衝撃を受けたことと思う。
もっともここ数年の女流の聞き手は3年周期だったので、この交代は予定どおりであろう。しかし3年間も司会を務めたのだから、最後の収録の日ぐらい、NHKは中倉女流二段に別れの挨拶の時間を作ってくれてもよかった気がする。
中倉女流二段にはその穏やかな笑顔で毎週癒された。ここであらためて、お疲れさまでした、と言いたい。
さて新司会の矢内女王だが、「女王」のタイトルを所持していることもあり多忙なはずだが、よくNHKのオファーを引き受けたと思う。矢内女王は、以前「囲碁将棋ジャーナル」の司会を長期間担当していたこともあり、今回の司会も安心して見られるはずである。
事実初登場の今回は、やや声が小さかったものの発音は明瞭、手固い進行ぶりだった。解説者とも堂々と渡り合い、自分の読み筋(指し手)をさりげなく主張したのもよかった。
惜しむらくは服装がやや地味だったこと、笑顔があまりなかったことだが、これらは矢内女王の「スタイル」なのでやむを得まい。
これからの活躍を楽しみにしています。