本道から少しだけ登ると、そこは鉄道の跡かと思われる枕木状の一直線の歩道をはさんで
両側に土産物店が30店以上並んでいる
その店先には、色とりどりのパラシュートをたたんだ様なものが無造作に並んでいる
高さは150cmほどの紙製、まずそれを買うと墨と筆を持ってくる、4面あってそこに一人ずつ
願い事を書くのだ、さっそく我々も購入して書いた
店員がその天燈を支えている我々を一面毎に記念撮影してくれる、それが終わると点灯する
この紙が熱気球となって空に上がって行く。 まわりが森林の山になっている場所で毎日
数百個の、火がついた大きな紙風船を飛ばすなど日本なら消防署が許可しないだろうな
まあヤボは言わないで、「3.2.1.点火!」手を離すとゆっくりと我々の願いは浮き上がった
数百メートルの高さまで上がって、先に行く天燈を追いかけて多分北の方に飛んでいった
それにしても今日も暑いなあ、でもジメジメした湿気は今日は無い、汗が噴き出す暑さだけだ
十分の次は「九分」へ行くのだそうだ、因みに「八分や七分もあるか」と聞いたら無いそうだ
十分から、数十分箱根に登っていく様な道路で、ぐんぐん高度を上げていくと眼下に海が広がった
入り江もあるけれど多分、太平洋だろう、車の数が多い、観光バスもやってくる
賑やかな場所で張さんの車が止まって降りる、そこは展望台
下は海の風景、上は段々になって上まで登っていく町並み
一番上に住宅がいくつも見えるけれど、あれは全て昔のお墓だそうだ、今はあんなお墓は建てないそうだ
ちょっと沖縄っぽい感じもしますね
道路を渡ると狭い小路に入った、緩い坂が果てしなく続き、左右は土産物屋、食堂、食べ物を売る店、雑貨屋
色とりどりの小さな店が数百軒続いている、観光客が多いが、休日はこんなものではないのだそうだ
確かに肩が触れるほどでは無い、まあ狭いアメ横の雰囲気、アイスコーヒーを買って飲みながら歩いた。
一度見たかった台湾ラーメンの店もいくつかあった、やっぱり全然日本ラーメンと違う(見た目)
そして一番上までたどり着くと、そこは海を眺める展望台だった(下の写真よりもっと上からの景色になりますです)
そこから別の道を下る、ここは伊香保温泉の様な急なまっすぐな階段が続く
私は知らなかったが「千と千尋の神隠し」の場面に出てくる有名な場所なんだって
映画名は知ってたが、見ていないし、台湾も舞台だって全然知らなかった
そこで写真を一枚撮ってもらった
どちらの写真も私ではありません、念のため
さあ、もうお昼をとっくに過ぎています、これから海鮮市場へ行って昼飯です
「どのくらいで到着しますか?」「一時間くらいです、我慢できますか?」
我慢するしかありません でもビール飲みたい ビール飲むとおしっこ我慢できない
だからビールも我慢します