地元銀行のツアーで東京.千葉へ「おのぼりさん」旅行に参加
一日目は埼玉の川越へ行って「蔵の通り」を歩きました
昼食は少し離れたところの「いも膳」という雰囲気のある料理店で「芋御前」を食べました
店内の屋久杉を使った装飾や、手入れされた珍しい庭の木々など驚くことばかり
芋だけのコース料理を提供しているのは滅多に無いだろうと言っていました
真ん中の茶巾の中は芋ご飯、そばに見えるのはサツマイモのうどんだそうです。
食べてみてもそばとしか思えませんが、つなぎとか、そば粉とか使っていないからだとか
デンプンがたっぷり浮いた野菜の汁も美味しかった、「のっぺ」みたい
満腹になりました。
夜は銀座のちょっと高級なホテルに宿泊、すぐ近くのイタリアンレストラン貸し切りで
二時間半のコース料理、世界三大珍味のトリュフの料理もあったそうですが後から聞いて
「ああ?あれが!」って感じ、猫に小判ですなあ
ビールにワインにたっぷり飲んで食べて、その後は銀ブラを楽しみ
23時には寝てしまいました
翌日は国会議事堂の見学、地元選出の衆議院議員と秘書2名で国会を案内してくれました
詳しく説明していただき政党の会議室、委員会室などを見学させてもらいました
総理のイスや、議長席なんかにも座ってちょっと偉くなった気分、田舎者は無邪気です
一番興味深かったのは天皇陛下の控え室といのか控えの間というのか?
見た目以上に装飾などに莫大な工費がかかったそうです、議事堂全体で今の金額で
500億とも600億とも言われる(正確にはわからない)工費のうち一節では陛下のこの部屋に
一割程度かかっているとのこと、戦争前の天皇陛下の地位がいかほどだったかわかります。
この部屋に入れるのは天皇陛下と掃除をする役職の方、それと忘れましたがもう一人
それと皇太子殿下が代理でお見えになった時だけだそうです。
皇族の控えの間というのが隣にあります、こちらはイスが5脚ほどありました
あと壁の中にアンモナイトやイカの化石があったのが面白かったです
それと壁に設置された〒投入口、手紙が真下に落ちていくそうです
最後は議員会館の議員の事務所に行って個別に記念撮影、なんだか我々の親の時代に戻った気分
安倍総理の部屋のドアも見てきました、ほとんど議員会館には来ないとのこと
その後は提携している東京の大銀行の紹介で向島の料亭「千代田」で特別に昼食のお弁当をいただきました
吟味された素材、丁寧な仕事、美しい盛り付け、素材を活かした味付け、何をとっても一流
我々が目指すところではあるけれど、一朝一夕ではとてもならない
田舎ではクリアできない問題が多すぎるし、田舎には田舎の良さもある、悪いところを削り、良いところを伸ばす
それが当面のやり方です。
これだけの店ですが向島という土地柄からか仲居さんも下足の番頭さんも誰一人気取らず
気楽にこたえてくれます
野菜料理の美しい面取り、薄味で素材の味が引き立つ。
蒸しアワビは本当に柔らかく贅沢、刺身のたこのイボも柔らかで格別のうまさ
これはわが家でもできそう
アサリご飯は砂つぶ一つも無く、気持ちよく美味しく食べました
具だくさんの茶碗蒸しにはロブスターか伊勢エビ、それにフグの白子なんかも入っていて
日頃贅沢をしているだろう社長さんたちも「こりゃ贅沢だ」と感嘆していました
いやあ2日間本当に珍しい経験をさせていただきました
帰りは高崎のだるま弁当を買って、家の夕飯にしましたがなんかホッとしました