神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

同級生

2018年06月09日 08時40分05秒 | 知人・友人

ここでいう同級生とは、同じ町で生まれ、同じ年に市内各所の小学校に入学した1000人

はな垂れ小僧が小学校で机を並べて以来、もう60年近い年月が去った

当時はまさに「はな垂れ」であった、学生服の袖は拭いた鼻水で光っていた

栄養状態の悪い時代、食糧難の時代が少年時代だったから、みんな様々な皮膚病にかかっていた

「かんぱ」「くさ」「鼻炎」「ニキビ」「結膜炎」「虫歯」・・・・・

 

同じ日に入学したときはみんな純粋な小学校一年生だった

60年、それぞれが異なった人生を歩んできた結果が今

*数日前、そんな一人が自殺した、詳しくは言わない

真面目に働いて、結婚して、子をもうけて、勤務先が倒産して失業、再就職したときは

50を過ぎていた・・・・・酒・・・・暴力・・・・離婚・・・・酒浸り・・・

死んだ

 

*彼と小学校から高校まで一緒だった男

真面目に働いて、結婚して、子をもうけ・・・・ますます働いて・・・・一生懸命働いて

大手水産会社の筑地市場の子会社の社長になった、社員は50名をくだらない

 

*地元の名士の家に生まれ、東大を卒業して医者になり、日本有数の医療グループの

1病院の院長になった男

 

*30代でスナックを開店してママになった女、数年後に病死

*子供の頃から芝居が好きで、今も舞台女優をしている幼なじみの女史

*卒業後、都会に出て老舗の若旦那に見初められて結婚、子をもうけたが店が倒産

別の都会に移ったが離婚 一人暮らし、歌舞伎座など掛け持ち仕事、仕送り、一日3時間の睡眠、

未だ安らぎの暮らしには届かないと・・・

 

*市役所の課長になって、市長か?の期待もあったが、仕事中に脳溢血で倒れて帰らぬ人となった友

 

*上記の彼と私と同じグループで高校時代遊んだ女史 保母さんになり、公務員と結婚

真面目だった夫の不祥事・・・離婚・・・行方不明・・・・最近津軽にいることが判明・・・再会

 

*小学校ではガキ大将だった男  建設会社で働き、部門責任者となった

責任を任された仕事が間に合わず、追いつめられて自殺した

50歳前だった

 

*サイケデリックな文才があって将来を期待され、N大哲学科を中退後、セツモードセミナーへ

奇異な体験をしながら、ますます奇抜な人間に育っていった友

生涯定職も家庭も持たず、やがてアル中になって、どこかに消えてしまった

 

*地元で観光会社を経営していたが、突然中国に渡り会社を興した男、今も元気で飛び回っている   

*地元を代表するグループ会社の御曹司   

*知的障碍者だけを雇用する喫茶店を営む心優しき真面目な女史

*東京に出て苦労の末、飲食店を7店ほど持った男

 

*真面目に働いて、結婚して子をもうけて、退職して夫婦むつまじく暮らす、平凡な人生路を

歩んだ絶対多数の同級生達

 

私の人生はどうだったんだろうか? 今はどうなんだろうか?  これからどうなるのだろうか?

仕事も人生も未だ路半ば