神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

サッカー ジョーカー

2018年06月30日 09時45分45秒 | サッカー J1 J2

ワールドカップ、日本の決勝トーナメント出場でテレビ話題はもちきり

振り返ってみれば、あれは「ばば抜きゲーム」だった

どの国がジョーカーを引くのか、日本、コロンビア、セネガル

ポーランドはゲーム参加の権利は無くなったけれど、スペキュレーションを握っていて

3者の勝負に大きなカギを握る存在、ポーランドは誰に絶対権力の斧を振るうのか?

まずは対戦相手の日本に対して、どのようなテンションで向かってくるかが最大の興味だった

「もう敗退が決まって、やる気無しだから日本にとって有利、一流選手は出さないね」という者

「敗退決定と言え勝ち点ゼロで、強国が帰るわけにいかない、格下の日本には絶対勝ちに来る」

という意見も

結果は下の方だった、世界的ストライカーに加え敗れた2試合では出なかった一流選手も出場

最強の布陣で臨んできた。

試合開始前にジョーカーを握っていたのはコロンビアだった、だが燃えるポーランドの前に日本が

負ければ、ジョーカーは日本に移る

そして、それは後半早くやってきた、ポーランドが1点先取、日本がジョーカーを掴んだ瞬間

このまま、コロンビアとセネガルが引き分ければ日本の負けが決まる

この2国が、あうんの呼吸で示し合わせて力を抜けば、日本は絶体絶命・・・・だが

世界を争う一流は、そんなことは考えない、ついにコロンビアが先制の1点をとった

ここでジョーカーはセネガルが引いてしまった、日本はホッとしたが安心できない

再び、セネガルが同点にするか、ポーランドがもう1点入れたら、再びジョーカーは日本に渡る

①このままで終わることを祈るか、②リスク覚悟で一点をとりに行くか、③コロンビアがもう1点とることを

祈るのか、日本の選択肢はこの3つになった

③はどうにもならない他力本願、①はポーランドの考え一つ②なら最後の交代は神様本田投入

今日のゴールキーパー川島は神がかっている、もう失点はしないだろう

試合終了まで20分少々、このまま日本が攻撃の手を緩めれば、勝っているポーランドは体を休め

追加点を獲りに来る可能性は少ない

ならばこのまま終わるか、コロンビアが追加点をとるか、セネガルが1点取って同点とするか

この3つに賭けるのが日本にとって、一番の安全策

もしセネガルが同点にすれば、日本チームと西野監督は世界中の笑いものになり、国内で大いに

非難されて監督解任となる

そうでなくともロシア人中心に会場ではすでに、緩慢プレーに対して猛烈なブーイング

確かに卑怯な手であるが、ある意味、賭けに賭けた最大の苦渋の決断でもある

勝つための最大の決断、西野監督はここで捨て身になったのだ、自分の不名誉より日本の勝利、それに賭けた

そして息詰まる20分が終わり、日本は勝った、ジョーカーはセネガルが掴んだまま沈んだ

だがセネガルの監督は立派な紳士だった、日本の戦術に何一つ批判を言わなかった、賞賛すべきである

イエローカード2枚の差で日本は決勝トーナメントに出場が決定した

最初の相手は、世界三位のベルギー、ポーランドより更に強いスター軍団の強国だ、今度こそ神風精神で

当たって砕ける試合をするしか道は開けない、頑張れ日本!!!