神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

大外れの天気予報

2024年12月10日 17時32分57秒 | yottin日記
 今日の地域天気予報「雨」は100%外れた
朝から一週間ぶりの太陽が顔を出して温かくなり、11時には再び小雨模様の予報なので、これまた一週間ぶりの散歩に出かけて。

誰しも考えは同じようで、いつになく散歩ですれ違う人が多かった
明日からはまた一週間雨模様なので少し足を延ばして、途中で思いついて墓参りにも立ち寄った。

家に帰ってくるとカートも久しぶりの太陽に喜んで、ネコベランダに出て日向ぼっこを楽しんでいる
最近は待遇があがって、専用のこたつに入って一日一晩をぬくぬくと過ごしている
こたつと言っても、ネコ用ではなく人間用、一つ余ったのでそれをカートの部屋に設置したのだ
今までは石油ストーブで部屋を暖めていたが空気が悪くなるし、火事の危険もあり、また灯油代もバカにならない
こたつは電気代が安いと何かで見たので、こたつにした
猫は人間以下の温度で良いので、最低の温度設定にしてある。
灯油も18Lで2100円と去年よりも値上がりしている、我が家は家族がバラバラに暮らしているから、寝るまでみんなで居間で過ごす家庭から見ると熱源がすごく効率が悪い
馬鹿げているが、互いに不干渉なのも悪くはない、これでも電気代とガス水道で月25000円弱、他の家庭と比べて安いのか高いのかはわからないが、なんとか生活はできている。

最近の三日間は寒さのせいか、毎朝起きるのが7時から8時と遅い
寝るのは22時半から23時だから、少し寝すぎかも
だけど猫の心配で夜中に3~4回起きるから、グッスリとは寝ていないのだ
だけど猫こたつにしたので、もう夜中に猫の心配がいらなくなって、今朝はぐっすりと寝た。

今日も散歩と自分の朝昼作り、そしてテレビを見て、ネコの世話をして、段ボールのゴミまとめなんかしていたら、もう15時になった
一日、一か月、一年がどんどん短くなっていく。




「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた(271) 甲越 川中島血戦 98

2024年12月10日 08時23分49秒 | 甲越軍記
 原大隅守は謙信めがけて三度まで槍にて突きかかれども、乱軍の中なれば心はやって突き損ねるばかり
そこに上杉の近習井地峰貫太郎、主人の大事と馳せ来たり、大隅守の鎧に二度槍をつけるも。気が苛立って鎧を突きとおすことならず
大隅守もよもや謙信とは思っていないので、それをあきらめて新手の井地峰に挑みかかる

しばし大隅の横槍で隙を得た信玄は、この時とばかりに馬を川へざんぶと乗り込んで謙信を罵って逃げ出す
謙信は、これを目早く見つけて、「これこそまさしく信玄」と叫び
素早く放生月毛の名馬に一鞭あてて一躍りさせて信玄に続いて川にかけ入れる
馬は逸物、龍の天に登るがごとく川をやすやすと泳ぎ、謙信は大いに声を発し
「逃げるか卑怯者、謙信参上、潔く雌雄をここに決すべし、帰せ」
馬を急がせ信玄の馬近くまで近づけば、馬上より切っ先外しに見た三太刀まで切りつける
信玄は振り返り「いかに汝に後ろを見せようか」と言って、軍配扇にて「はっしはっし」と受け止める
二の太刀は団扇の柄を切り折り、三の太刀は信玄の肩先に当たる
謙信は苛立って、畳みかけ畳かけて切りつけるを、信玄は団扇でこれを受け流し給う
信玄、すでに危うく見えれば、武田方の旗本三十騎、川端にてこれを見て、「これはこれは」と救いに行こうとすれども、川は深く、ことに八月十日頃より雨降りが続き、川水は満ち満ちて速きこと滝の如し
足元定まらず、ただただ焦るばかりなり
心ばかりがはやり、みなみな手に汗を握りしめ、牙を噛んでいるところに、原大隅守、真田源五郎、金丸平八郎(後に土屋右衛門と号す)、これを見て大いに驚き、生死も問わず川に馬を躍らせて乗り入れる
一番に原大隅守、謙信に近づけば青貝の柄の持ち槍で、謙信の背後を見当付けて突けば、槍先は謙信の鎧の背に当たれども、謙信の鎧は稀代の名器であれば、少しも通さず
大隅、これに苛立って今一度、大上段に振り下ろせば、これも僅かに反れて、放生月毛馬を叩く
馬はこれに驚いて棹立ちに飛び上がり、川の深みに飛び込み流れ早く、謙信は鞍つぼに堪りえず、馬からさかさまに川に落ちる
信玄の馬もこれに驚いて、これまた深みにはまれば、信玄も耐えられず、ざんぶと川に落ちる。