先週の木曜日以後今日まで、一歩も外歩きをしていない
毎日毎日、冷たい雨、時にはみぞれ混じりの雨が降っていて、とても歩く気になどなれない
それでも車で走ってみると、ときどき雨をものともせず散歩されている方が居るのには驚く。
私が冬の雨の中を歩かないのは、一に寒いから、二に冷たいから、三に風邪をもらったり、インフル、コロナをもらうのが嫌だからだ
海岸沿いの雪は水気を含んでいて、重たく、冷たい、少しも冬のロマンを感じない
それに比べると信州の雪は、サラサラとして温かい
粉雪は輝くし、光を通す
サンタクロースの住む雪国はきっと信州のようなところだと思う
いや雪国と言うのが間違っている、粉雪が舞う冬の国
スキー場の夜、ゲレンデの引き締まったスロープは明るく輝いて、その向こうに見える家も宿も食堂も酒場も、どの窓も温かい光を放っている
シリウス、リゲル、ヒヤデス、プレアデス、青白き星々は凍えた深い深い宇宙に散りばめて、ハッピークリスマス
冬のロマンは信州にこそある
どうしてこうも越の国と信濃の国は雪に優劣があるのだろう
重く冷たい海辺の雪を恨む。