80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ASカーを作る!(5)

2024-10-22 21:45:22 | 私鉄電車
牛歩なので刻んでいきます。

モハ101偶数車(M2車)の車体を組み立てます。この車は、モハ101奇数車(M1車)側の貫通路に編成唯一のドアが付くのですが、余っている妻板はすべて狭幅・ドア有ばかり。これを切った貼ったでフランケン改造するのはさすがに大変なので、ご覧のように貫通路と窓を含めて四角くくり抜いてしまい、左右にt0.5プラ板で戸袋窓付の妻板を再生するという方法をとりました。



裏側からエコーの両開きドアの上下をカットしたものを貼り込みます。



両側の妻板が準備出来ました。



あとはいつものように箱に組み立てます。仮ベンチレーターを載せ、仮台車を履かせて記念撮影。



残るはクハがもう1両。がんばります。


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ASカーを作る!(4)

2024-10-17 16:04:34 | 私鉄電車
ジオラマワールドさんの3D前面パーツを組み付けたクハ1101形がとりあえず箱になりました。側板との接合がいわゆるイモ付けとなるので食い違いが生じないように注意しながら、「ボンドSUウルトラ多用途」と瞬着の併用で強度を出してあります。zugプラキットともども寸法精度がかなり高いのでこちらのウデが試されます。汗



前面と屋根板の間に1mm強の隙間が開きます。屋根板を耐水ペーパーで少しナメたらt1.2プラ板がぴったり収まることが分かったので、まず幅だけ合わせた短冊状のプラ板(写真)を差し込んで屋根カーブを写し取り、余分をカットしたうえで再び差し込んで接着・整形。



車内側はそのままだとアンドンの空洞にかかってしまう中央部を凹型にカット。テールライト・急行灯の穴とは干渉しないのでそのままです。



ベンチレーターを載せてお約束の仮組みショット。台車の製作に戸惑っているのでDT21を仮に履かせています。あれ?三岐鉄道かな??笑


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3連休3日目

2024-10-15 02:23:04 | 私鉄電車
3連休が猛スピードで走り去りました。

今日は京王2010系を猛スピードで作るハズだったのですが、朝ポストを覗いたら「クリックポスト」が投函されていて予定が大幅に変わりました。

クリックポストの中身はこちら、西武101系前面です。ジオラマワールドさんが西武101系の3D成形ボディを頒布しているのを見つけ、前面パーツだけ分売してもらえるか尋ねたところOKとのことだったので注文しました。1か月以上かかるかと思っていたら意外と早く到着したので感謝感謝です。造形も繊細で言うことなし。



窓から下はレジンのかたまりになっていてずっしりとした重みがあります。ちょっとした衝突には耐えられそうです。笑



そんなわけで急きょ「ASカー」の製作に舞い戻ることになりました。連結面の妻板を広幅貫通路に改造しますが、戸袋窓のない妻板がどうしても1枚だけ足りないので、切って刻んで上下ひっくり返してなんとかでっち上げ。。



継ぎはぎだらけの“フランケン妻板”完成です。



運転室周辺も手を加えます。まず3D前面に合わせて乗務員ドアの手すりにの直前で側板を垂直にカット(①)。乗務員ドア窓を旧式の窓が低くて大きいタイプに改造し(②)、直後の側窓を拡大(③)。



あとは車体を箱に組むだけですが、腰板部に補強板がモールドされていてやや膨らんでいたり、乗務員ドアの手すりや取っ手が出っ張っていたりして、慌てて接着すると事故る可能性が高いので、ここは落ち着いてひと晩寝てからの作業にしたいと思います。笑



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3連休2日目

2024-10-14 03:04:37 | 私鉄電車
3連休2日目は、まさかの模型的には“ほぼ何もしない日”になってしまいました。

午前中にスーパーへ買い物に行ったのですが、いつも行く最寄りの店が店内改装のため長期休業に入ってしまったので少し離れた店へ。売り場の勝手が違うので買い物時間が倍になったことで、まあたまには時間を贅沢に使うのも悪くない・・・というゆるゆるモードに入ったのが運のツキと申しましょうか。。


で、京王2010系の2024号車は前面窓の寸法を見直すことにして、とりあえずお面の上部を剥ぎ取りました。しかしここから先に進むことなく・・・。



なんか下回りが気になって床板も一新することにしました。この編成は先頭デハの中間にサハを2両挟んだ4両編成なので、動力的なバランスを考えてデハ2両にパワトラを各1台装備する計画としていました。しかし訳あってPLUMの115系にパワトラを供出してしまったのと、将来的に2700系2連を増結することも視野に入れ、EN22でMP動力化することに方針転換。



床板の幅は計算上は30.8mmなので、31mm幅の床板用真鍮板を平ヤスリでガリガリ削り、モーター穴を開けるための休み穴を4か所ドリルしたら1日が終わりました。。緩い!



明日(明けて今日)こそ4両を箱にするぞ!

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ASカーを作る!(3)

2024-10-06 00:04:27 | 私鉄電車
ASカーこと西武旧101系についてはとりあえずモハ101奇数車(M1)を仮組みして一段落とし、前面パーツの到着を待って再開したいと思います。

このキットの特徴として、車体の四隅に床板固定用ビスを受けるナットを埋め込むパーツがあります。各車両とも4か所のうち2か所を室内灯などの給電回路とするため、ナットの周りに細く切り出した燐青銅板を巻き付けて半田付け用の端子とします。本当はぐるっ一周巻きたかったのですが、思ったほどナット周りの遊びが少なかったのでほぼ半周巻く感じになっています。



ナットは圧入された状態ですが、念のため抜け防止のカバーでフタをしておきます。ちょうど穴の開いた使わないパーツがあったのでそこから切り出したものです。



車体を箱に組み上げます。コーナーの床板止めはこんな感じで、まだ配線用端子が無造作に飛び出した状態ですが、室内灯への配線をするときに整理する予定です。



カプラーはIMONの通電カプラー(ISカプラー)を使うこととし、赤丸部分に燐青銅板のブリッジを渡して床板固定用ビスで車体へ給電します。



ウエイトを除いて駆動系を仮組みしたところ。今回ユニバーサルジョイントにはカツミのACEジョイントを使いましたが、エンドウの「タイプⅡ」に相当するコンパクトな形状をしているため、両側のドライブシャフトを各2mmずつカットするだけでEN22一般型モーターと難なく組み合わせることができました。



床上には引き通し用の銅箔テープを貼り、両端はISカプラーの取付ビスに結線します。モーターとセンターピンは未配線で、この後下回り全体を塗装した後に配線します。



配管を除いてひと通り仮組みした状態です。パンタはIMONのPS16銀を奢りました。いやぁダブルパンタに大量の抵抗器を積んだ山男スタイルは痺れますねえ。ちなみに黄色の矢印で示したブレーキ制御装置はキット付属のカバー付きのものが暫定で付けてありますが、初期のカバーなしのものに今後付け替える予定なのでますますワイルド感が増すことでしょう。


コメント (2)
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