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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

京王2024Fの製作(6)

2025-02-24 02:12:08 | 私鉄電車
中間のサハ2500系2両の内貼りをすべて貼り込み、補強材を接着した状態がこちらです。



予め貼り合わせてあった妻板を当てがってうまく展開寸法が合っているか確認。今回は上すぼまりになることもなくピッタリ合いました。👏👏



そのままサハ2両を箱に組み立て。



先頭デハのフロントウインドウがイメージと違っていたのをリベンジします。まずは天地寸法を約1mm拡大したもので窓抜き。この後、窓の内側に沿ってt0.25×w0.5プラ帯を貼ってHゴムに見立てます。後年は太いスチールの押さえ金になりましたが、登場時からしばらくは普通のHゴム支持だったようです。



前面の下半分を先に車体に接着しますが、ここで寸法取りのミスが発覚。2mm弱全長が長くなり過ぎたので、いったん乗務員ドアの前でカットしてから接着し直しました。



湘南顔のお面が完成しました。



これで4両がとりあえず箱になったので、雨樋やランボードなどのディティールを追加したのち塗装に入りたいと思います。


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京王2024Fの製作(5)

2025-02-21 02:11:43 | 私鉄電車
去年の2024年にちなんだ「ケガキ初め」のお題として作り始めた京王2010系の2024F。案の定、仕掛りのまま軽~く年を越してしまったわけですが、「2024年度」ならまだ間に合うゾ・・・ということで再開してみました。

調べてみたら去年の10月の3連休に少しいじっていて、先行して組み立てたデハ2024号車の「湘南顔」のイメージが違ってしまったので前面窓を解体したところで止まっていました。



残りの3両は手付かずだったので、とにかく車体を箱にすることから始めます。反対側の先頭車・デハ2074の窓を抜いてドア、内貼り、補強材まで貼ったところ。



連結面妻板と乗務員室仕切りと組み合わせて箱になりました。湘南顔の作り込みはこれからです。



中間車のサハ2両も何とか気持ちを奮い立たせて一気に窓抜き。



1両は内貼りまで、もう1両はドアまで貼った状態で時間切れとなりました。



下回りはほぼ出来上がっているので車体が組み上がれば後は速いはず。。いったんコアレスパワトラからMP動力(片方のデハに動力集中)に変更しかかりましたが、やはり走行のバランスを考えると両端に動力車があった方がいいのでパワトラに戻すことにしました。


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走れ!ボロ電(8)

2025-02-17 03:17:27 | 私鉄電車
付随台車の練習成果を活かして(笑)動力側の台車枠を製作しました。軸受をプレーンにしただけで作り方は全く一緒です。マクラバリは結局、付随台車側共々IMON製に交換しました。



床板はt1.2プラ板から切り出し、床上側に補強を入れました。台車の固定方法はMPボルスター方式です。



実は、台車のセンターピン位置を決める段になって現地(山梨県・利根川公園の保存車)で測ってこなかったことに気付きました。形式図も無いので現車だけが頼りなのにこれは痛手です。当日撮った写真も斜めやアップの写真ばかりで台車の位置関係が分かるものがなく愕然としたのですが、根性で探したら1カットだけ真横の写真があり、2番目の窓の直下あたりということが分かってホッとしました。



モーター搭載位置を決めるために仮組みします。モーターはIMONの1527Dタイプを使用。ギヤとモーターはシリコンチューブでつなぎましたが、台車の回転の制約が大きいので本当はもう2、3mm長くしたいところです。しかし・・・



モーターと付随台車が近すぎてこれが限界でした。これでもモーター軸をカットし、配線端子も内側に折り曲げてやっと収まった状態です。



かなり形になってきてニヤニヤが全開です。


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走れ!ボロ電(7)

2025-02-16 00:03:24 | 私鉄電車
ボロ電の製作に戻ります。下回りを作っていきます。

台車のホイールベースは20mmです。アルモデルから路面電車用動力ユニットが出ていますが、実車同様、ある程度郊外電車っぽく本線走行させたいのでIMONギヤ+床下モーター方式でいくことにしました。WB=26mmのドライブシャフトを切ってφ2.0-1.5真鍮パイプでつなぎWB=20mmに短縮。ホワイトメタル製台車枠のWBが19.7mmぐらいしかなかったのでそれに合わせるつもりでしたが、切断面のヤスリがけが甘く20mmより縮まりませんでした。。泣



台車枠はYAMA模型の「ボールドウィンR」を使いますが、ホワイトメタル製で柔らかいので、t0.5真鍮板から切り出したインナーフレームで荷重を支えます。まずは練習台として付随台車側を組んでみます。手持ちのφ10.5黒染め車輪がピボット軸しかなかったので、カツミのピボット軸受とボルスター台座をフレームに半田付けしました。



ボルスターは、この写真では手持ちのIMON製(幅はカツミ・エンドウ準拠)を使おうとしていますが、狭かったので少し広い日光製に交換しています。φ3.0-2.0真鍮パイプを輪切りにしたスペーサーを入れ、IMONの「台車サイドビス」で台車枠とボルスターを連結します。



できました!手作りにしては転がりも申し分ありません。ピボットなのでこの後集電シューを追加する予定です。



台車枠をはめてみます。軸受メタル(φ約2.5mm)のお尻の出っ張りを避けるために裏側をギリギリまで掘り込んでいるのでピッタリ入りました。なお、前後に出っ張る主電動機架装フレームは曲げ直しているうちに折れてしまったので、2mmぐらい残してすべてカットしました。



駆動系を並べてみます。シリコンチューブの長さを考えるとモーターはかなり後ろに行きそうですね。



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走れ!ボロ電(6)

2025-01-26 01:59:34 | 私鉄電車
保護棒の取付け方法を根本的に見直しました。窓柱に穴は開けないことにします。

本題に入る前に縦樋を取付けておきます。シル・ヘッダー分だけ浮かせてつけても凹んだり塗装で目詰まりしたりしてメンドウなので、逆にシル・ヘッダー部分に切り欠きを入れだ紙帯を車体にベタづけしました。



保護棒は、まずφ0.4真鍮線を縦樋から縦樋までの長さに現物合わせでカットします。



13本の割ピンを通します。いさみや製だけでは足りず珊瑚との混成です。長いものが珊瑚。



真鍮線をテープで車体に仮止めして、柱の位置にあわせて割ピンを瞬着で接着していきます。真鍮線がφ0.4なのに対し割ピンはφ0.5なので隙間に瞬着が吸い込まれて固着されるようなイメージ。逆に、車体(柱)に瞬着が流れてしまわなように注意します。



ひと通り割ピンが固定されたら車体から外し、さらに裏側からも瞬着を流しておきます。



そして余分な足の部分をニッパーでカット。あれだけ苦労して組み立てたのに、ところどころにコブがあるだけの真鍮線になってしまいナンダカナー・・・状態ですが、穴を開けて割ピンを通しても結局裏の余分はカットしてしまうので同じことだと言い聞かせてフィニッシュへ。



コブ付き真鍮線を所定の位置に瞬着で接着して出来上がりです。一時はどうなることかと思いましたが、「穴は開けない」という発想の転換で何とか乗り切りました。これでやっと下回りに着手できます。


コメント (2)
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