福岡市と古賀市へ自由民主党・明政会で行政視察に来ております。
昨日の福岡市に続いて2日目の2月8日は福岡県古賀市における市役所と清掃工場を視察しました。
古賀市は平成9年に人口5万人を突破したことによって市制施行となり、博多から25分余りの場所にあります。
古賀市役所では議場の見学、ゴミ収集やごみ減量化について現状を説明していただきました。





古賀市議会における議席は国立市のように与党が議長席から右側に座るという決まりは無く、抽選で議席が決まるという話を聞いて驚きました。

ゴミ袋有料化ついて聞いたところ、古賀市は全国で最も早い時期と言われる昭和53年に有料化導入に踏み切ったそうです。

ちなみにごみ袋有料化による歳入額は1億4000万円余りで、ゴミ収集に関する委託料2億5000万円の6割弱を賄っております。
ゴミ収集時間は午前7時までとなっており、これはカラスによる被害を防ぐ為に早朝収集となっているそうです。
そういえば、昨日視察した福岡市では午前2時から午前4時頃の深夜にゴミを収集しているとの話がありました。
ごみ袋は半透明の黄色いビニール袋となっており、この色はカラスが見えにくいということからこの色にしているそうですが、カラスの学習能力は大変高く、いたちごっこが続いているようです。

午後からは、古賀清掃工場を視察しました。
この清掃工場は、玄海環境組合という名称で、古賀市・宗像市・新宮町の二市一町で構成されており、古賀市と宗像市の二か所に清掃工場が設置されております。



さて、どのような最新式の焼却施設だったかというと、細かく破砕された可燃ごみをちくわ型の熱分解ドラムで450度で蒸し焼きにして、熱分解ガスと不燃物を含んだ熱分解カーボンに分解します。





熱分解ガスは焼却処理され、熱分解カーボンからは鉄やアルミなどの金属を分別します。ちなみに450度ならば、金属が融けることなくそのままの形を保ったまま取り出すことができるそうです。

金属類を取り除いた不燃物は、1300度に熱してスラグを取り出すと共に、熱した際に蒸発した物質だけを脱塩残渣として最終処分場へ送るとの説明がありました。





ちなみにスラグは全量がアスファルトなどの路盤材と共に道路建材として活用されているそうです。
その次はリサイクル棟へ行くと、そこには自転車で発電する機械が設置されており、年甲斐も無く本気を出して電灯を点灯させようと気合いを入れましたが、一つ二つを点灯させるだけで精一杯でした。



リサイクル棟では、瓶や缶、ペットボトルといったものの再資源化に向けた分別作業を行うのですが、本日は稼働しておらず、ひっそりとしております。
国立市が加入している多摩川衛生組合でも、平成10年竣工後、耐用年数が25年程度ということから、今後は10年間耐用年数を延長する延命工事を行い、平成45年まで稲城市にある現在の清掃工場を使用し、平成45年に新工場を稼働できるように計画を立てるとの説明がありました。
そこで、新工場建設の際には、様々な清掃工場を比較検討する中で、最新技術を導入していただきたいものです。
昨日の福岡市に続いて2日目の2月8日は福岡県古賀市における市役所と清掃工場を視察しました。
古賀市は平成9年に人口5万人を突破したことによって市制施行となり、博多から25分余りの場所にあります。
古賀市役所では議場の見学、ゴミ収集やごみ減量化について現状を説明していただきました。





古賀市議会における議席は国立市のように与党が議長席から右側に座るという決まりは無く、抽選で議席が決まるという話を聞いて驚きました。

ゴミ袋有料化ついて聞いたところ、古賀市は全国で最も早い時期と言われる昭和53年に有料化導入に踏み切ったそうです。

ちなみにごみ袋有料化による歳入額は1億4000万円余りで、ゴミ収集に関する委託料2億5000万円の6割弱を賄っております。
ゴミ収集時間は午前7時までとなっており、これはカラスによる被害を防ぐ為に早朝収集となっているそうです。
そういえば、昨日視察した福岡市では午前2時から午前4時頃の深夜にゴミを収集しているとの話がありました。
ごみ袋は半透明の黄色いビニール袋となっており、この色はカラスが見えにくいということからこの色にしているそうですが、カラスの学習能力は大変高く、いたちごっこが続いているようです。

午後からは、古賀清掃工場を視察しました。
この清掃工場は、玄海環境組合という名称で、古賀市・宗像市・新宮町の二市一町で構成されており、古賀市と宗像市の二か所に清掃工場が設置されております。



さて、どのような最新式の焼却施設だったかというと、細かく破砕された可燃ごみをちくわ型の熱分解ドラムで450度で蒸し焼きにして、熱分解ガスと不燃物を含んだ熱分解カーボンに分解します。





熱分解ガスは焼却処理され、熱分解カーボンからは鉄やアルミなどの金属を分別します。ちなみに450度ならば、金属が融けることなくそのままの形を保ったまま取り出すことができるそうです。

金属類を取り除いた不燃物は、1300度に熱してスラグを取り出すと共に、熱した際に蒸発した物質だけを脱塩残渣として最終処分場へ送るとの説明がありました。





ちなみにスラグは全量がアスファルトなどの路盤材と共に道路建材として活用されているそうです。

その次はリサイクル棟へ行くと、そこには自転車で発電する機械が設置されており、年甲斐も無く本気を出して電灯を点灯させようと気合いを入れましたが、一つ二つを点灯させるだけで精一杯でした。



リサイクル棟では、瓶や缶、ペットボトルといったものの再資源化に向けた分別作業を行うのですが、本日は稼働しておらず、ひっそりとしております。
国立市が加入している多摩川衛生組合でも、平成10年竣工後、耐用年数が25年程度ということから、今後は10年間耐用年数を延長する延命工事を行い、平成45年まで稲城市にある現在の清掃工場を使用し、平成45年に新工場を稼働できるように計画を立てるとの説明がありました。
そこで、新工場建設の際には、様々な清掃工場を比較検討する中で、最新技術を導入していただきたいものです。