こんにちは、国立市議会総務文教委員会所属の石井伸之です。
10月16日~17日の日程で、総務文教委員会では佐賀県伊万里市と武雄市の視察へ行きます。
16日の伊万里市では、図書館を視察するという事から、どういった特色があるのか不安半分、楽しみ半分というところでした。
午前7時10分に南武線谷保駅集合の後に、川崎駅で京急川崎へ乗り換え、羽田空港へ向かいます。
午前9時30分発の日本航空で福岡空港へ行き、そこから地下鉄、JR、松浦鉄道を乗り継ぎ、ようやく伊万里駅に到着しました。
伊万里市議会のバスで図書館へ到着すると、駐車場側から見る図書館はどこにでもある普通の建物に見えてしまい、見るべきものがあるのかどうか不安感が一層増幅されたことは間違いありません。
しかし、施設内に一歩足を踏み入れると、体育館のように天井が高く、開放感に包まれていました。
所々に天窓などが設置されており、室内が大変明るく設計されています。
随所に様々な工夫がみられ、建築士の心意気を感じることが出来ました。
高齢者の方が将棋を楽しんでおり、高齢者の居場所作りにも一役かっているようです。
講演会を実施できる部屋には、可動式の椅子が収納されていました。
焼き物の町だけあって、スイッチやコンセントのプレート等も瀬戸物となっております。
屋外に設置されているテーブルや椅子なども瀬戸物です。
図書館機能だけではなく、実際にお茶を立てられる茶室、ミシンの設置できる裁縫室、作品を披露出来る展示室等もありました。
車いすの方でも手が届くように、全ての書庫が低く設定されているのも、天井が高く感じます。
返却された本は、人気があるだけに、再び貸し出される率が高いそうです。
書庫と書庫の間に椅子がありました。
小さく感じる椅子ですが、実際に座ってみると、意外としっくりきます。
紙芝居などを聞く、読み聞かせ室は階段状となっており、天井には星座が浮かび上がるように設計されていました。
図書室内に、授乳室やおむつ替えのできる場所もあります。
お腹が空いた時には、軽食がいただける場所もあり、その安さに驚きです。
図書館内を見学した後に、館長から図書館建設の経緯などを話していただき、多くの市民の声を吸い上げた形で図書館が作られたそうです。
話の端端にTUTAYAと連携して建てられる武雄市の図書館についてコメントがあり、相当意識していることが分かります。
その中には、民営化に対する厳しい指摘もあり、メラメラと燃えるような対抗意識が館長の根底にあるように感じました。
運営方法は違っていても、お互いに意識して切磋琢磨する姿勢は必要かと思いますが、それも度が過ぎると聞いている方としては少々辟易してしまいます。
それでも、こういった素晴らしい図書館を見学すると、国立駅周辺まちづくりの中で、駅前に図書館を建設する際のイメージが沸いてきます。
「高架下に図書館を」と、訴えている方を否定するものではありませんが、私としては、南口公共施設用地に建設が予定されている建物の屋上に、光溢れる屋上緑化された場所に、駅前屋上図書館と銘打って、公民館機能を併設した図書館が設置できればと考えます。
1時間30分ほどの視察を終えて、本日の宿泊先である武雄市に向かいました。
10月16日~17日の日程で、総務文教委員会では佐賀県伊万里市と武雄市の視察へ行きます。
16日の伊万里市では、図書館を視察するという事から、どういった特色があるのか不安半分、楽しみ半分というところでした。
午前7時10分に南武線谷保駅集合の後に、川崎駅で京急川崎へ乗り換え、羽田空港へ向かいます。
午前9時30分発の日本航空で福岡空港へ行き、そこから地下鉄、JR、松浦鉄道を乗り継ぎ、ようやく伊万里駅に到着しました。
伊万里市議会のバスで図書館へ到着すると、駐車場側から見る図書館はどこにでもある普通の建物に見えてしまい、見るべきものがあるのかどうか不安感が一層増幅されたことは間違いありません。
しかし、施設内に一歩足を踏み入れると、体育館のように天井が高く、開放感に包まれていました。
所々に天窓などが設置されており、室内が大変明るく設計されています。
随所に様々な工夫がみられ、建築士の心意気を感じることが出来ました。
高齢者の方が将棋を楽しんでおり、高齢者の居場所作りにも一役かっているようです。
講演会を実施できる部屋には、可動式の椅子が収納されていました。
焼き物の町だけあって、スイッチやコンセントのプレート等も瀬戸物となっております。
屋外に設置されているテーブルや椅子なども瀬戸物です。
図書館機能だけではなく、実際にお茶を立てられる茶室、ミシンの設置できる裁縫室、作品を披露出来る展示室等もありました。
車いすの方でも手が届くように、全ての書庫が低く設定されているのも、天井が高く感じます。
返却された本は、人気があるだけに、再び貸し出される率が高いそうです。
書庫と書庫の間に椅子がありました。
小さく感じる椅子ですが、実際に座ってみると、意外としっくりきます。
紙芝居などを聞く、読み聞かせ室は階段状となっており、天井には星座が浮かび上がるように設計されていました。
図書室内に、授乳室やおむつ替えのできる場所もあります。
お腹が空いた時には、軽食がいただける場所もあり、その安さに驚きです。
図書館内を見学した後に、館長から図書館建設の経緯などを話していただき、多くの市民の声を吸い上げた形で図書館が作られたそうです。
話の端端にTUTAYAと連携して建てられる武雄市の図書館についてコメントがあり、相当意識していることが分かります。
その中には、民営化に対する厳しい指摘もあり、メラメラと燃えるような対抗意識が館長の根底にあるように感じました。
運営方法は違っていても、お互いに意識して切磋琢磨する姿勢は必要かと思いますが、それも度が過ぎると聞いている方としては少々辟易してしまいます。
それでも、こういった素晴らしい図書館を見学すると、国立駅周辺まちづくりの中で、駅前に図書館を建設する際のイメージが沸いてきます。
「高架下に図書館を」と、訴えている方を否定するものではありませんが、私としては、南口公共施設用地に建設が予定されている建物の屋上に、光溢れる屋上緑化された場所に、駅前屋上図書館と銘打って、公民館機能を併設した図書館が設置できればと考えます。
1時間30分ほどの視察を終えて、本日の宿泊先である武雄市に向かいました。