石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月30日本日は商工会青年部の仲間と共に農協壮青年部の案内で農地を見学しました

2012年10月30日 | Weblog
 こんにちは、都市農業の存続に向けて努力して行きたいと考えている石井伸之です。

 本日は午後9時に谷保天満宮集合で、商工会青年部の仲間と共に農地を見学する会に参加しました

 この会は、事業委員会副委員長の案内があり、農協壮青年部の方々に案内をしていただき、市内の主な農地を見学するというものです

 本日は忙しい中を、産業振興課長も同行していただき、様々な説明をしていただきました

 まずは谷保天満宮下国立府中インターチェンジ前の坂下地域にある、企業経営型農場を見学させていただきました

 こちらの農場はとある企業が資材置き場や残土置き場として利用されていた土地を買い取ったそうです。

 その土地を一区画月額一万円で農園として貸し出したところ、インターに近い立地条件もあり、二十数区画は殆ど利用されていると言われました。

 こちらは単なる農園ではなく、バーベキューの出来る場所やブランコなどの遊具を設置し、ヤギを飼育することで大人から子供まで楽しめる憩いの場所として提供されております

 こういった先進的な事例を取り入れ、企業による農業への参入というものに門戸を開く必要性を感じたところです




 続いて、古民家脇で実施している土地区画整理の状況確認、中平地域の耕作状況、朝顔市で販売している朝顔の里の見学しました。



 この部分に、とある蛾が興奮するフェロモンが染み込ませてあり、交尾や産卵を妨げる働きがあるそうです。






 春に朝顔が栽培されていた朝顔の里では、パンジーが栽培されていました



 昔この地域は神奈川県であったことを示す石碑です。



 四軒在家地域と久保地域の境辺りに位置する「おんだし」周辺には、仮称第二あゆみ保育園の建設が進んでおります

 待機児解消に向けて、社会福祉法人が経営努力をする中で施設を建設していただけるのは大変ありがたい限りです。

 最後に四軒在家地域区画整理をされた矢川3丁目地域で超激辛とうがらし「カハットエース」について話を聞きました

 農家の方々はカハットエースを栽培し収穫高に応じて利益が得られるという方式だそうです

 栽培方法は非常に簡単で、虫も殆ど付かないことから、手間がいらないというのは大きな利点との話がありました。

 ただし、販売価格が1キロ500円ということから、年間30キロ~60キロ収穫された方は1万5000円~3万円という収益になります

 ちなみに、180本カハットエースを栽培した四軒在家地域の方は、年間30キロの収穫でした

 今回は初めての栽培という事から、少しでも日当たりの悪いところは極端な減収となり、殆ど収穫できなかったところもあれば、しっかりと日の当たる場所では何度でも大量に収穫できたそうです。

 しかし、とうがらしなどナス科の植物は栄養分の関係で同じ場所での連作が難しいという話を聞いておりますので、もしかすると来年も同じ場所でカハットエースを育てても、不作になる可能性もあると言われました。

 更に話は国立市内で栽培している作物の話になり、キャベツ、大根、ホウレンソウ、ブロッコリー、なす、トマト、きゅうりなどを栽培しているそうです。

 商工会青年部側からは、こういった新鮮な作物をどうやって地産地消して行くか?その方法を考えたいとの話がありました。

 農家の方からは、野菜も良いがお米をブランド化して行く考えがあるそうです。

 私も何度か国立産のお米をいただき、その美味さを味わうと、十分ブランド化できるように感じております

 その為には、国立のお米が美味しいことの宣伝、お米をどこで誰が取扱い、安定供給する為に農家間の連携が必要であると言われました

 11月2日~4日に実施する天下市でも国立産のお米を販売するそうなので、売り切れる前に是非とも購入いただきたく思います。

 午後からは、産業振興課長へ市内の野菜販売に向けて打ち合わせ、課税課係長にとある市民の所有する土地の評価額改定に向けて調査のお願いをしました。

 午後2時過ぎからは、市役所3階会議室でストックマネジメントについての研修会に参加し、その中では小学校中学校区域の大胆な統合について話がありました。

 確かに額面的には、大きな効果額が生み出せると思いますが、少々極端な気もしました。

 それでも、学校の敷地内に学童保育や保育園を移設して統合するという事は、丁寧に検討すべきだと思います。

 午後5時からは、石井伸之後援会副会長を務めていただいている方が実行委員長を務める、第五回石井伸之後援会ゴルフコンペについて打ち合わせをしました

 今回は15名の方に参加いただき、来月中旬に実施することになっております。

 こうやって後援会のイベントを実施していただけるというのは有り難い限りです。

 午後7時からは、再び市役所へ戻り、財政改革審議会を傍聴しました

 冒頭に委員の方より、財政審議会の中間答申を受けて、国立市議会が率先して期末手当の引き下げを実施したことを高く評価する旨の意見表明があり、こうやって正しく評価していただけるのは嬉しく思います。

 会長・副会長のリードが上手く、問題を先送りしていった感のある某会議に比べると、大変スピーディーで問題点を的確に炙りだそうとする議論は聞いていても心地よいものがあります

 残り7回しかないという委員の意見に対して、出来ることと出来ないこと、重箱の隅を突くことの愚を察した発言もあり、目標をしっかりと定めることの大切さを実感しました。

 それでも最後には市長及び議会側へ「これだけの提案を店ざらしにすることなく、しっかりと実行していただきたい」との厳しい注文がありました。

 ただし、市長・議会側が受け止めやすいように財政改革審議会で議論をしっかりと詰めていきたいという旨の発言もありましたので、議会側としてもしっかりと重く受け止めたいところです。

 本日は朝から市内を縦横無尽に動き回ったこともあり、精神的にも肉体的にも大変疲れましたが、論点を整理して今後の対応を考えて行きたいと思います。


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