石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月19日本日はインターン生と共に国立市教育委員会を傍聴しました

2013年02月19日 | Weblog
 こんにちは、極力時間のある時に委員会や協議会、審議会を傍聴したいと考えている石井伸之です。

 本日は午後2時より教育委員会室で行われる、教育委員会をインターン生と共に傍聴しました

 主な議題としては平成25年度予算及び事業計画となっております。

 注目すべき項目には、体罰について小中学校へのアンケートが実施されており、その結果が3月中旬にまとめられるそうです。

 その際に委員の方より、学校も生徒児童もアンケートにうんざりしているのではないかと感じられるので、体罰について重要な問題であることを丁寧に説明して欲しいとの発言がありました。

 食物アレルギーについては、教師へアナフィラキシーショックについての研修があり、適切な対応について説明を受けたそうです。

 さらに、学校と給食センター、保護者との情報共有についても委員より要望されておりました。

 給食センター側も努力されており、アレルギーについて簡単なフローチャート作成したそうです。

 とある学校の道徳において、保護者の協力を得て親が児童へ手紙を書くというものがあり、親の心温まる子供への愛情を感じた児童は、涙を流す一面もあったとの説明がありました。

 身近な存在であっても、子供は親の愛情を認識できず「親に愛されていないのではないか?」と感じている子供が多いのではないかと言われておりました。

 どこかの本で読みましたが、幾万遍の言葉で叱るよりも思いっきり抱きしめて丁寧に話すことが重要であると書かれていたことから、私自身も子供をしかる際には気を付けたいと思います。

 続いて平成25年度教育費の主なものでは、第二小学校校庭芝生化に向けた実施設計予算900万円が計上されており、平成26年は8900万をかけて校庭芝生化の工事を行うそうです

 また、第二中学校ではプールの更衣室が狭いことから、更衣室の新設に向けて1290万円計上されております。

 議会でも何名かの議員が取り上げられており、保護者の要望が実現しました。

 これ以外にも、第三中学校における部活動維持に向けて、部活指導員の配置に291万1000円、給食センターボイラーの取り換え工事に682万5000円が計上されておりました。

 平成25年度における大きな変更については、授業時間確保に向けて中学校は現行の9月1日より約一週間早めて8月26日に二学期を開始するそうです。

 他の自治体では第一、第三土曜日を通常の授業として実施しているところもあり、授業時間の確保は大きな課題となっております

 自民党でも私が子供の頃と同様に、週6日制へ検討を始めているとのことから、ゆとり教育からの脱却と学力の底上げは緊急の課題です。

 教育委員会を傍聴して感じたことは、前市政の教育委員会と違い、イデオロギー的に対立する議論は無く、国立市の学校教育について純粋に議論しており、頼もしく感じました

 真剣な議論の中には、お互いの教育委員がお互いを認めある気風と和気藹々とした部分があり、以前のツンツンとした教育委員会の空気が消えております。

 これが当たり前の姿かもしれませんが、佐藤市長には現在の教育委員の方々のような素晴らしい方を、見つけていただきたく思います

 写真は現在の東側ガード下の状況です。



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