こんにちは、国立市消防団第一分団第一分団所属の石井伸之です。
二日目は更に激しい猛吹雪となっておりました。
レンタカーで松島に到着すると、辺り一面真っ白で視界が遮られております。
風光明媚な松島の島々もどんよりとした雪雲と吹雪に隠され、鉄色の色彩に隠され全く見えません。
遊覧船で回る予定でしたが、その遊覧船も運航中止となってしまいました。
笑ってしまうのは、運航船をキャンセルした後、それほど時間を経たずに雲の切れ間から晴れ間が見え、お昼前には遊覧船が運航しておりました。
遊覧船の待合室には、震災により津波が押し寄せた当時を撮影した写真が展示されておりました。
それでも目まぐるしく天候が変わり、10分程度で吹雪と晴れ間が代わる代わるやってきます。
昼食後に松島の五大堂や奥州伊達氏の墓所として有名な瑞巌寺を見学しました。
ガイドの方より五大堂では壁面に12支が彫られており、真南を示す午(うま)の時刻を、正午と言い、午の刻の前だから午前、午の刻の後だから午後という説明を受けました。
瑞巌寺は一昨年の11月に来た時よりも木が少なくなっている気がしたところ、津波による塩害と地盤沈下によって土壌の含水率が高まり根腐れしたとのことです。
既に300本伐採され、更に少なくなるのではないかと言われておりました。
伊達政宗公が仙台へ移る前からも当地に寺はありましたが、伊達政宗公が墓所と定められたことによって大規模な造営が始まったそうです。
残念ながら現在は改修工事中という事から、鹿島建設による工事が続いており見学できるところは限られておりました。
3年後に完成という事から、その頃に来てみたいと思います。
その後被災地へ向かいました。
限られた時間の中を野蒜駅へ向かうと、大津波によって破壊された駅舎が当時の姿を留めておりました。
あちこちで寸断された線路の姿を見ると、復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。
島で囲まれた入り江になっている松島地域と違い、太平洋に面した砂浜となっている野蒜海水浴場付近は津波による被害が甚大だったことを目の当たりにしました。
野蒜駅前を流れる川(後で調べると、東名運河という名称の運河でした)の水位が高く、50センチ程度で道路上を川の水が浸しそうな感じです。
太平洋に向かって地盤沈下していることから、あちこちで川の水位が高く、台風を始め梅雨の時期が気になります。
被災地を見学すると、被害を受けられた方々に対する復興は、同じ日本人として国を挙げて努力しなければならないと再認識させられます。
松島のお土産屋さんに聞いたところ、一人でも多くの方に来ていただけることが有り難いと話されておりました。
是非とも多くの方に被災三県へ足を運んでいただければと思います。
二日目は更に激しい猛吹雪となっておりました。
レンタカーで松島に到着すると、辺り一面真っ白で視界が遮られております。
風光明媚な松島の島々もどんよりとした雪雲と吹雪に隠され、鉄色の色彩に隠され全く見えません。
遊覧船で回る予定でしたが、その遊覧船も運航中止となってしまいました。
笑ってしまうのは、運航船をキャンセルした後、それほど時間を経たずに雲の切れ間から晴れ間が見え、お昼前には遊覧船が運航しておりました。
遊覧船の待合室には、震災により津波が押し寄せた当時を撮影した写真が展示されておりました。
それでも目まぐるしく天候が変わり、10分程度で吹雪と晴れ間が代わる代わるやってきます。
昼食後に松島の五大堂や奥州伊達氏の墓所として有名な瑞巌寺を見学しました。
ガイドの方より五大堂では壁面に12支が彫られており、真南を示す午(うま)の時刻を、正午と言い、午の刻の前だから午前、午の刻の後だから午後という説明を受けました。
瑞巌寺は一昨年の11月に来た時よりも木が少なくなっている気がしたところ、津波による塩害と地盤沈下によって土壌の含水率が高まり根腐れしたとのことです。
既に300本伐採され、更に少なくなるのではないかと言われておりました。
伊達政宗公が仙台へ移る前からも当地に寺はありましたが、伊達政宗公が墓所と定められたことによって大規模な造営が始まったそうです。
残念ながら現在は改修工事中という事から、鹿島建設による工事が続いており見学できるところは限られておりました。
3年後に完成という事から、その頃に来てみたいと思います。
その後被災地へ向かいました。
限られた時間の中を野蒜駅へ向かうと、大津波によって破壊された駅舎が当時の姿を留めておりました。
あちこちで寸断された線路の姿を見ると、復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。
島で囲まれた入り江になっている松島地域と違い、太平洋に面した砂浜となっている野蒜海水浴場付近は津波による被害が甚大だったことを目の当たりにしました。
野蒜駅前を流れる川(後で調べると、東名運河という名称の運河でした)の水位が高く、50センチ程度で道路上を川の水が浸しそうな感じです。
太平洋に向かって地盤沈下していることから、あちこちで川の水位が高く、台風を始め梅雨の時期が気になります。
被災地を見学すると、被害を受けられた方々に対する復興は、同じ日本人として国を挙げて努力しなければならないと再認識させられます。
松島のお土産屋さんに聞いたところ、一人でも多くの方に来ていただけることが有り難いと話されておりました。
是非とも多くの方に被災三県へ足を運んでいただければと思います。