石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

4月3日本日は打ち合わせ、お通夜、お花見、消防団車両点検という一日でした

2013年04月03日 | Weblog
 こんにちは、国立市消防団第一分団所属の石井伸之です。

 本日は日中、幾つかの打ち合わせを行い、夕方には青柳地域でお世話になっている関係者のお通夜、その後国立商工会青年部のお花見、続いて国立市消防団第一分団の車両点検を行うという一日でした。

 真冬に戻ったかと思う程の寒い雨が降り続いており、ここで体調を崩す方も多いかと思います。

 出掛ける際には防寒対策をしっかりと行いたいところです。

 話は変わりますが、国立市教育委員会では中学校における部活動維持に向けた外部指導員を国立市体育協会にお願いしております。

 もちろん今までも国立市体育協会に所属する方へ外部指導員をお願いしておりましたが、正式に中学校から教育委員会を通じて国立市体育協会へ伝わり、体育協会から体育協会加盟団体へ外部指導員を推薦していただくという道筋が正式に確立されていませんでした。

 そこで、6月議会の一般質問において、外部指導員の必要な中学校の部活動へ人員配置をお願いするには、そういった道筋を立てるべきではないかと質問したところ、教育行政で努力をしていただきました。

 また、大和議員を先頭に他の議員からも同様の質問をしていただいたことは大変心強く感じております。

 教育委員会及び教育行政において部活動の維持に向け、努力していただいていることに心から感謝したいところです。

 参考として平成24年6月議会における部活動に関する一般質問をアップしますので、少々長い文章ですが、ご一読いただければと思います。

◯13番【石井伸之君】 自由民主党・明政会の石井伸之です。通告に従い、一般質問を行います。
 傍聴の方々には、梅雨の時期で天気が悪い中を議会に足を運んでいただき、本当にありがたく思います。また、インターネット中継で傍聴されている方々におかれましても、国立市議会に関心を持っていただいていることに感謝申し上げます。

 いよいよ4年に1度行われるスポーツの祭典、ロンドン・オリンピックが開会式の2日前である7月25日よりサッカー女子の予選から始まります。8時間という時差からテレビで観戦するとしても、毎日のように深夜観戦を余儀なくされることから睡眠不足と二人三脚になりそうですが、日本代表の選手の活躍に声援を送りたいと思います。多くの子供たちが一流の競技を目にすることによってスポーツに親しみ、みずからがプレーヤーとなることに心身の健全育成を促すことは間違いありません。そういった意味でも中学校の部活動が大きな役割を果たすことは、多くの方に理解されていることと思います。

 そこで、大きな1つ目、教育行政についての(1)中学校における部活動についてお聞きします。心身が最も成長する中学校時代にスポーツで体を鍛えることは、精神的にも集中力の向上といった効果があると聞いております。しかし、現在の部活動は専門的な知識を有する教員配置がないことから指導できず、種目によっては部活動の存続が危ぶまれていると聞いております。そこで、まずは1)として、現在、中学校に配置されている部活動をお聞かせください。2)として、顧問が人事異動により不在となった部活動の維持についてお聞きいたします。

◯議長【阿部美知子君】 順次、答弁を願います。教育次長。

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◯教育次長【兼松忠雄君】 それでは、教育施策につきまして、中学校における部活動について。まず最初に、現在設置されている部活動についてお答えしたいと思います。国立第一中学校でございますが、運動部が7、文化部が8。国立第二中学校におきましては、運動部が10、文化部が10。国立第三中学校におきましては、運動部が9、文化部が5として活動しております。

 次に、顧問が人事異動等で不在となった場合の部活動の維持についてでございます。平成15年の定期異動実施要綱の中で、教員が原則3年から6年で異動することが定められてから、顧問が異動する期間が短くなっているのが実情でございます。中学校では教科担当での異動ですので、転出した教員の後を引き継げる専門性を有した教員が異動してくるとは限りません。したがいまして、各中学校では、配置された教員の中で部活動顧問の担当を決めていかなければならないという現状がございます。このような中で学校現場はさまざまな手だてを講じながら、部活動の維持に努めてまいっております。

 先ほどお答えしました外部指導員制度の活用も1つでございます。現在、この制度の活用によって、専門性を有していない教員についても顧問に割り当てをしながら、できる限り部活動を維持するように努めているところでございます。しかしながら、介護事情や保育事情等で土日の運営に当たることが難しい教員や、経験が浅く、日々授業や行事等の準備に追われている若手教員が増加する中で、新たに負担の多い部活動を任せることは難しいという現状でもございます。以上のように、顧問が人事異動した場合の部活動の維持には多くの課題がございますが、今後も教員の異動事務においてできるだけの配慮をしながら、また、技術指導の専門性につきましては、外部指導員の制度を整備して、地域の人材にサポートしていただけるように教育委員会としては努めてまいりたいというふうに考えております。


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◯13番【石井伸之君】 答弁いただきまして、ありがとうございます。大きな課題があるということを最後に締めくくっていただきました。先ほどの答弁の中でも、外部指導員の役割が大変大きいということを伝えていただきました。初日の大和議員の一般質問におかれましても、外部指導員の重要性、そういったものを答弁していただきました。6月1日現在の資料をいただいたところによりますと、国立第一中学校では外部指導員が11名、第二中学校では14名、そして第三中学校では9名、外部指導員の方が活躍しているということを教えていただきました。こういった形で外部指導員に協力をいただくということは非常に重要なことだと思います。ただ、残念ながら体育協会との連携がとれていないということも大和議員の一般質問の中で明らかにしていただきました。

 そこで、ぜひとも学校と体育協会の連携、これをしっかりとつなげていくためにも、具体例として、例えばサッカーならサッカー、サッカーの外部指導員が国立三中において、何曜日の何時から何時まで何名必要なのか。こういった要望をまずは学校から教育委員会に上げていただき、そして教育委員会としていろいろ精査していただく中で、次に教育委員会から国立市体育協会に上げていただきます。そして、体育協会の中で、サッカー連盟の会長は関文夫前議員が務められております。そういったところからも、体育協会から関文夫会長のほうにこういった要望がありますということを伝えていただいて、そしてさらに、サッカー協会の中で協会の中の人名を選んでいただいて、そして最終的には委嘱状の発行になるか、どういった手続が必要になるか。その部分は精査する必要があると思いますが、そういった人材をサッカー協会から実際に外部指導員として学校に配置する、こういった具体的なルール、システムづくりが必要だと思いますが、いかがお考えでしょうか。


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◯教育次長【兼松忠雄君】 議員御質問のことでございますが、御提案のとおり、前年度中に各校からどの部活にどのような人材が何名必要であるかというのを申請いただいて、教育委員会で集約したものを体育協会にお願いするというシステムが可能ではないかというふうに考えます。


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◯13番【石井伸之君】 ぜひともこういった具体的に、だれがどうやってどういう形でお願いして、そして実際に外部指導員として来ていただくのか、こういったルール化をしていただくことによって、学校もお願いしやすいですし、また体育協会、各連盟としても、正式な依頼ということで連盟に所属する方々にお願いしやすいと思います。ですので、ぜひともこの方法、仕組みづくりについて教育委員会の中で検討していっていただきたいと思います。
 そして、やはり外部指導員が1人でも多く来てほしいということは、どの部活動でも同じだと思います。ただ、外部指導員1人をお願いすると、たしか1人当たり謝礼、1日3,000円という予算が必要だとも聞いておりました。そういったところから、どうしても予算的なものが壁になってくると思います。そこで、ぜひとも東京都や、また、企画部のほうになると思いますが、予算要望といった形で努力していっていただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。


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◯教育次長【兼松忠雄君】 現在、東京都は部活動の休廃部を防止するための外部指導員の導入促進補助金制度を設けているところでございます。現在、第三中学校がこの事業を積極的に活用しているのが現状でございます。また、現行の制度は平成24年度で終了となっておりますが、平成25年度からの施策につきましては、東京都は総合的な子供への基礎体力向上策、第二次計画と言っておりますが、の策定過程にございまして、この中で中学校の部活動の推進についても新しい施策が盛り込まれていくというふうに聞いております。本市といたしましては、この第二次計画に示される施策を積極的に活用していきたいと考えております。


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◯13番【石井伸之君】 ぜひとも補助金、そういったものをうまく活用していただきまして、必要な外部指導員拡充に向けて努力をしていっていただきたいと思います。
 それでも顧問の先生が人事配置で異動になってしまうと、その部活の運営が厳しくなると聞いております。特に、大和議員が一般質問で言われたとおり、国立三中のサッカー部と剣道部、1年生の募集ができない、そういった苦しい台所事情であるということもお聞きしております。そこで、こういった廃部や休部、また募集ができないという状況を察知した際には速やかに、例えば都から顧問となるような臨時講師の派遣だとか、さまざまな手だてを講じていって、何とかその部活動が当たり前に維持できるよう努力していっていただきたいと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。


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◯教育次長【兼松忠雄君】 今、御質問の国立三中の件でございますが、現在、外部指導員としてお願いしておりますサッカーの外部指導者、もしくは剣道の外部指導者の方、いずれも私存じ上げておりまして、長い間、生徒の育成のために御協力いただいている方です。そういう意味で教員の人事がうまくいかないというか、得意とする活動に当てはまらない場合がどうしても出てきてしまうということで、今回のような事態になったかと考えております。
 今年度につきましても、教育人事異動の事務作業の中では、部活動の存続にかかわる正規教員の配置についてお願いしてきておりますが、スポーツを専門とする教員が圧倒的に少ないこと。それから教科での人事異動であることなどから実現しないケースが多かったという結果になりました。正規教員による対応には根本的に限界があるということを踏まえて、臨時講師の派遣という御提案だというふうに考えております。6月7日に人事施策上の課題等について、東京都の教員人事担当者と本市の校長が直接話し合う機会がございまして、その場でも今回の件につきましても強く要望させていただいたところでございます。


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◯13番【石井伸之君】 保護者の方から私も要望を聞いております。特に、以前、私も国立第二中学校のサッカー部の復活ということをあらゆる方面にお願いしてきた立場として、サッカーというのは、昨夜のワールドカップ予選、オーストラリア対日本、手に汗握るような展開があり、国民的なスポーツとして盛り上がる一面を持っております。また、ロンドン・オリンピック、男子の団体競技で唯一出場権を獲得したというのもサッカーでございます。また、女子になりますが、なでしこジャパンのワールドカップ優勝はもちろんのこと、ロンドン・オリンピックでも優勝候補の一角として名を連ねている、そういったサッカーでもありますし、また剣道は武道必修化ということで今後ますます発展が期待されるという部活動でございます。重ねてのお願いですが、三中のサッカー部と剣道部、ぜひとも来年度は再び1年生が募集できる体制をつくっていっていただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。


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◯教育次長【兼松忠雄君】 たまたまこのタイミングに剣道とサッカーという非常に大事な部活動が存続の危機にあるというのは、私も関係する方から話を伺って非常に残念だなと思っております。今年度の教員人事の異動の結果を踏まえて、次年度施行のサッカー部と剣道部の運営を考えた上で、第1学年については募集を見合わせざるを得なかったというふうに学校からは聞いております。ぜひ、平成25年度向けの教員の人事異動につきましては、この2つの部を含めて、現存する部活動の存続を考慮した異動事務に教育委員会としては努めてまいりたいと考えております。


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◯13番【石井伸之君】 非常に前向きな答弁をいただき、ありがとうございます。ぜひとも努力のほうをお願いします。正直言って、国立三中の苦しい状況というものを説明していただく中で、本当につらい状況、厳しい状況、そしてどうしてもやむにやまれず至った措置であったというふうに私も理解するところでございます。その反面、保護者の方からはどうしてサッカーと剣道がなくなってしまうのか。1年生が入れないのかという非常に厳しい御意見もいただいたところでございます。教育委員会の方々には大変な努力になるかと思いますが、平成25年度、国立三中において、この2つの部活が正常な状況になるように、ぜひとも教育長には東京都にお願いをしていっていただきたいと思います。いかがお考えでしょうか。


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◯教育長【是松昭一君】 国立第三中学校は、先ほどの次長の答弁にもございましたように、小規模校でありながら、体育系の部活を9持っているということで、非常に部活には熱心なところでございます。一方、その面、運営が大変難しいんですけれども、外部講師をいち早く東京都からの補助制度で迎え入れるとか、さまざまな努力をしてまいりました。しかし、残念ながら、ここで顧問がどうしても行き詰まってしまって、今のような状況になっておりまして、この点については、質問議員からも深い御理解の中で要望をいただいているというのをよく承知しております。そういった意味で、やはり在部の生徒がいる間に、サッカー、剣道というのはメジャーなスポーツですから、何とか部の存続を図りたいと思っておりますので、まずは顧問の人事異動作業の中で、そういったことができる顧問を東京都に要請して引っ張ってくるというようなことで、ぜひ努めてまいりたいと思っております。


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◯13番【石井伸之君】 教育長、ありがとうございます。恐らくいろいろな中学校で同じような状況があるのだと思います。そういったところから、それでも、ぜひ国立市の教育のため努力をしていっていただきたいと思います。この部活動の問題を大きくとらえてみますと、教員の採用の時点から部活動ができるような、そういった務められる教員が適正数採用されていないのではないか。また、部活の顧問ということが、採用時本当にどこまで考慮されているのか。この部分にも私は疑問に思うところです。私の中学、高校時代、鬼がわらのような怖い顔をして、非常に体もごつく、でもその先生が言うことにはどんなことでも生徒が従うような、そういった人情味あふれる先生がおりました。学校の風紀を守るという意味もありますし、体育系部活動を守るという意味もありますし、そういった観点からの教員の人事採用ということも、ぜひ東京都のほうに要望していっていただきたいと思います。どうも頭でっかちな先生ばかりがふえていってしまうような現状というものを私もちょっと危惧するところでございますので、ぜひともそのあたりも考慮していっていただきたいと思います。
 また、外部指導員以外にも、例えば国立市体育協会、ファミリーフェスティバルにおいて、東京女子体育大学の学生さんにボランティアで来ていただいて、努力していただいているという状況もございます。そういったことから外部指導員ということを、例えば東京女子体育大学の学生さんに依頼して、そして中学校の指導をお願いするということもまた1つの考え方かと思いますので、そのあたりも検討の1つに加えていっていただきたく思います。ぜひとも来年度、平成25年度には国立第三中学校のサッカー部と剣道部が再び1年生を募集できるように、そういった体制づくりのために努力のほうをお願いいたします。

 長い文章に目を通していただき、誠に有難うございます。


 現在の中学校における外部指導員の状況です。


 体育協会加盟団体への要請文と外部指導員配置要項です。教育行政として、中学校の部活動を支援するために努力していただいていることに心から感謝したいと思います。

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