石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

5月24日本日は環境浄化協議会総会に出席しました

2014年05月24日 | Weblog
 こんにちは、環境浄化協議会委員の石井伸之です

 本日は午前10時より市役所3階会議室にて環境浄化協議会総会に出席、午後2時からはMOA西東京会館にて所属議員と共に意見交換、その後は日本会議国立国分寺支部定例会に出席するという一日を過ごしました。

 環境浄化協議会は、戦後立川基地に米軍が進駐するようになると、国立駅周辺にも様々な飲食店が立ち並び、教育的に如何なものかという店舗が立ち並んだことから、昭和27年に文教地区指定へ繋がる流れを継いで、昭和35年に発足しました。

 現在も環境の浄化と共に、ファミリーフェスティバルなどの行事にも参加しております。

 総会終了後には、国立市健康福祉部長より、高齢者の在宅介護の現状と課題ということで、講演をいただきました。

 国立市を取り巻く現状という部分で、国立市の高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)は21.1%となっており、多摩地域では下から7番目だそうです。

 ちなみに三多摩で最も高い市は25.6%の清瀬市(古くから多くの都営住宅が建設されたことによるのではないか?と、言われていました)最も低い市は18.7%の稲城市(新興住宅地の開発が進んでいることによるものだそうです)となっております。

 全国平均では25.1%、東京都では21.9%、高齢化率の最も高い県は秋田県の30.7%、以下高知県、島根県と続きます。

 逆に高齢化率の最も低い県は沖縄県で断トツの17.7%、東京が第二位だそうです。

 国立市を取り巻く環境としては、高齢者の人口構成は下記の通りになっています。ちなみに現在の国立市の人口は74,400人余りです。

65歳~74歳の前期高齢者 8,013人 (10.8%)
75歳以上の後期高齢者   7,703人 (10.3%)

 要介護認定は下記の通りです

認定者全体の人数 2,963人 (18.2%)
64歳以下       95人
65歳~74歳    337人  
75歳以上    2,531人(認定者全体の85%)

 当然のことかもしれませんが、圧倒的に75歳以上が占めておりますが、脳機能障害や脳血管障害により64歳以下の方も認定されていることから、若い頃からの体調管理が重要であると思います。

 次に2025年問題に移り、その頃になると国民の4人に1人が75歳以上となり、全世界を見ても類を見ない超高齢化社会に到達します。

 認知症の増加や高齢者のみの世帯や一人暮らしが増加し、医療や介護が行き届かないという点や財政面での給付と負担のバランスを維持する為に新たな構造改革が必要であることは言うまでもありません。

 また、国立市における75歳以上の方7,282人(平成25年1月現在)の現状として、介護認定者は2,142人に上り、その内認知症の中で日常生活自立度Ⅱa以上(何らかの支援が無ければ日常生活が難しいというレベルの事です)と診断された方は、1,055人となっております。

 1,055人の中で同居の方は767人(同居の中でも生活実態は独居の方は56人把握されております)独居の方は288人となっております。

 現在でも特別養護老人ホームなどは要介護3から4にならないと入れないという現状があるように、将来的にはさらに介護施設が間に合わず、在宅療養支援に力を注がなければなりません。

 ただ、正直なところ家族の負担を考えると、どこまで在宅療養とすべきか頭を悩ませる部分があります。

 そこで、国立市としても国立市在宅療養推進協議会を立ち上げ、国立アクションミーティングを実施し、グループワークを行ったそうです。

 また、国立市認知症の日のイベントを開催しております

 今後の課題としては、地域で支える支援体制の充実、安心して暮らせる支援態勢の整備を行うそうです。

 国立市の介護に関する現状を一時間にわたり健康福祉部長より、大変丁寧に講演をいただき、現状を再確認しました。

 福祉の現場を歩いてきたからこそ、説得力のある話でした。

 その中で私が最も気になっているところは、重度の認知症となり自分が何者であるか分からなくなった方に対し、どうやってその方々の生きがいを見出していけるのかどうかという部分です。

 おそらく、この問いに対して回答は一つではなく様々な考え方があるかと思いますので、私自身も様々な面から考えて行きたいと思います。

 そう考えると、認知症は予防が如何に大切であるか分かります。

 国立市でも、縦割り行政の打開に向けて「ふくふく」窓口を開設し、この窓口に相談していただくことによって、各課に跨る様々な課題を総合的に対応し、解決に向けて努力するというものです。

 多くの議員が議会で訴えていたように、市役所に相談してもたらい回しになったり、手続きが漏れたりすることが無いようにすることは必要な市民サービスであると思います。

 今後とも同じ市民の立場で、少しでも国立市政がより良いものになるよう努力して行きたいと感じる本日の講演でした。

 

 

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5月23日本日は農業委員会に出席しました

2014年05月24日 | Weblog
 こんにちは、農業委員の任期も二カ月を切った石井伸之です

 本日は午前10時より国立市役所2階委員会室にて農業委員会が行われました

 主な協議事項としては、企業的農業経営者等の表彰者推薦、小学5年生を対象とした稲作体験学習における田植えの役割分担、野菜収穫体験ハイクの実施内容確認となっております。

 野菜収穫体験ハイクは、毎年6月末の土曜日に実施しておりましたが、国立市の公立小学校では土曜日に公開授業を行うことから、今年より日曜日に実施することになりました。

 詳しくは6月5日号の市報に掲載されますが、小学生と保護者を対象として、定員は50名、参加費一人当たり500円となっており、レジ袋で二袋程度の様々な野菜を収穫することができます。

 収穫したばかりの野菜が新鮮で、瑞々しく美味しいことから、是非味わっていただきたく思います。

 昨年参加した長女も大喜びで、楽しそうに様々な野菜を収穫していましたので、是非とも多くの方に申し込みをしていただければ嬉しいところです。

 残念ながら昨年は定員割れだったこともあり、今年は多くの方に宣伝して、多くの方が応募していただけるように努力したいと考えております。

 夜には国立市商工会青年部定期総会が行われました。

 商工会青年部に所属できるのも今年1年限りとなりました。

 甲州街道沿いのとある酒店を経営する方よりお誘いいただき、商工会青年部の仲間に加えていただいたことによって、大切な仲間と知り合うことができたことから、声をかけていただいたことを心から感謝しております。

 




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