こんにちは、例年であれば肌寒い時期にもかかわらず本年は非常に温かい時期を迎えており、甘酒の売れ行きが非常に気になっている石井伸之です。
本日は第54回くにたち秋の市民祭り当日を迎えました。
午前7時30分には昨日仕込みを行った甘酒の寸胴や様々な資材を積み込みます。
午前8時となり大学通り緑地帯における東京国立白うめロータリークラブ販売区画へ搬入します。
温かい晴天に恵まれ、販売をする立場としては有り難い限りです。
ある程度の準備を終えて、午前9時30分からはオープニングセレモニーからパレードの実施、午前10時30分からは市民表彰式典に続きます。
その後は、当クラブにおける甘酒の販売を行いました。
販売形式は昨年同様に投げ銭方式です。1円から幾らでも結構です。
昨年は酒粕15キロで3本分の寸胴が午後1時前には完売してしまいました。
その後の手持ち無沙汰を考え、今年は甘酒の酒粕仕入れ数量を倍にして30キロにチャレンジです。
この判断は裏目に出てしまいました。
肌寒い時期には、温かい甘酒が飛ぶように売れて行きましたが、25度の夏日にもなろうかという気温では甘酒がなかなか売れません。
「これはまずい」
とのことから、店頭で声を枯らします。
「投げ銭方式での甘酒、1杯1円からで結構です。是非とも飲んで行ってください」
というと、徐々にではありますが売れて行きます。
午後1時過ぎに2本目の寸胴が終わり、午後4時の終了間際に何とか昨年と同様に3本目の寸胴を売り切ることが出来ました。
天候に左右される商売の難しさを実感しました。
相場師ではありませんが、どちらに転んでも負けの無い勝負を仕掛けることが重要であると思います。
さて、甘酒を大量に作る時のレシピを記しておきたいと思います。
是非とも参考にしていただければ幸いです。
てってけてけてけてっててー♪
てってけてけてけてっててー♪
料理番組にはこの音楽が付き物ではないでしょうか?
本日の料理は、お祭りなどで大量に作る時の甘酒です。
寸胴に24リットルの水を入れ、そこに板状の酒粕5キロを千切りながら入れます。
出来れば昨晩のうちに酒粕を水に入れておくと翌日には酒粕がふやけて良い塩梅になっています。
ガスコンロで煮立たせて、ザルで解きながら砂糖を1キロずつ合計4キロ投入します。
その際、絶対に寸胴へ直接砂糖を投入してはなりません。
寸胴の底へ溶けずに溜まった砂糖が一瞬にして焦げてしまいます。
砂糖を投入してからは、とにかく寸胴を棒で攪拌しなければなりません。
最後に塩をほんの一つまみ入れて完成です。
甘酒が煮詰まって来た時には水を投入して下さい。
絶対に間違いのない数量は24リットルの水、5キロの酒粕、4キロの砂糖です。
お祭りで甘酒を作る時には是非とも参考にしてください。