アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

 これからの話は、どうか差別的に読み取らないでいただきたいと思います。

私は、ある時期から頭の良い・悪いは、知能指数や学歴で計るのでなく、物事に取り組む姿勢や問題解決力にかかっているのではないか、と思うようになってきました。

 そのことの具体例を見たのが、昨日のパソコン教室でのことでした。男性では、私が最年少と思われるパソコン教室で、60歳前半と推測される男性2人は、インストラクターが話したことをやらなかったり、余計なことをしたりして、研修を中断させることがしばしばありました。

 一方では、私の隣の、80歳を過ぎていると思われる男性は、「なかなかうまく行きませんね」と言いながらも地道に取り組みました。遅いのはやむを得ないとしても、インストラクターの指示に忠実でした。

 老化のイメージとして頑迷さが上げられますが、素直なお年寄りは、確かに物事を習得するのに時間がかかるかもしれません。しかし、素直に物事に取り組む姿勢があれば、コツコツと取り組んだ結果、目標にたどり着き、周囲からもそんなにボケ気味の爺さんと思われなくてすむのではないでしょうか。

学びにおける素直さ、謙虚さは、年齢に関係なく、人の話をしっかり聴けるかどうかが別れ目になり、それがいわゆる頭の良さ、悪さの決め手になるのではないでしょうか。かなり強い信念を持って、そんなふうに捉えています。

 ◎今日の「勇気の伝道」化学メーカーの3日間研修の、東京開催の3日目を担当します。今回が最終回、これで終わってしまうのが寂しい。この会社の方々は、実にしっかりと課題をこなし、感心しています。今年でこの「カウンセリング・マインド研修」は5年目。担当課長のお陰と心から感謝しております。

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