ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
6月2日付の「こんな人生相談、あなたならどう答える? 」の相談内容に対するアドラー心理学の立場からの回答です。
カウンセリングを学んでいない人でも、この問いをすれば最適解に近づける2つの文章公式(公理)をご紹介します。
「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」でも学ぶことができる2つの公理です。
1.人間は、ある状況で、特定の人(相手役)に対してある目的(意図)を持って行動する。
2.自分が・・・・・すると、相手は何を学ぶか?
1の公理は、相手の行動を理解するために役立ちます。
2の公理は、相手に適切に対処するために役立ちます。
この2つの公理をもとに、自分の対人関係をチェックしたり、誰かの相談に応じたりすると、複雑な出来事をシンプルに解き明かすことができます。
1の公理を用いると、妻の恨み節を繰り返す妻の行動は、文章からは読み取れませんが、夫と共にいるある状況(おそらく子どもがいないところ)で、夫を相手役として、復讐を中心とした目的(時には注目や権力闘争が混じるときもある)であると思われます。
2の公理を用いると、夫の「弁解・解釈・助言の3点セット」がまったく効果を発揮していないことがわかります。
妻はおそらく、「この人はぜんぜんわかっていない。もっと教えてあげなければ」と、恨み節の直接の原因だけでなく、他のことにも言及しているのでしょう。
肝心なところになかなか入りませんが、今回のポイントは、専門家でなくともアドラー心理学の2つの公理を用いると、対人関係のトラブルの謎解きに役立つことをお伝えしました。
<お目休めコーナー> 赤坂で見つけた花④
