アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

シリーズの6月2日付の「こんな人生相談、あなたならどう答える? 」の相談内容に対するアドラー心理学の立場からの回答です。今回が第11回目になります。

前回の6月16日は、妻の恨み節に対して意表をつく対応をすることを提案して終わりました。

これは、妻の恨み節から始まるコミュニケーションでが夫の意表をつく対応が出ることで、妻の予測を大きくはずし、従来パターンを繰り返さないことを目的としています。

それでは、どんな意表をつく対応ができるでしょうか?

hkimiさんが6月16日のコメントに書いておられた「今度ホタルを見に行こうよ」もいいかもしれません。

その他、ブレーン・ストーミング風に書くと、次のようなことも可能です。

-「こんな日々が続くのは耐えられない」と言って、離婚を切り出す。

-弁護士などの第三者を介入させて根本解決することを提案する。

-急に泣き出す。

-土下座をする。

-妻をきつく抱きしめる。

-気持ち悪いくらい丁寧に応答する。

-(子どもなど他の人が交じっているところで)タップリ話すように提案する。

-家庭裁判所の調停に委ねる。

-録音できる装置を妻に知られないようにあらかじめ用意し、妻の恨み節を吹き込んでおく。

-(上をしておいて)妻の恨み節が始まったら、以前録音したものを再生する。


このくらいにしておきますが、意表をつくことは、それなりの効果があります。ただし、うまくできないと、火に油を注ぐ危険性もあるので、ご用心。


ところで、W.B.ウルフ著の『どうすれば幸福になれるか』(一光社)に確かこんな箇所がありました。

夫が妻を馬鹿にして、お客様を家に招いた席で、妻のことを愚弄するのです。

このことを悩んで、ウルフに相談した妻は、次の作戦に出ました。

夫が妻を愚弄する話が出たところで、石鹸箱を用意し、それもマイクに見立てて夫に話してもらうようにしたのです。

そのことが何度か繰り返されているうちに夫の発言は止まったのです。

このように意表をつくパターンは、アドラー心理学の技法として1930年代から存在していたのです。


<お目休めコーナー> 梅雨時の花②

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )