おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
もし、ギリシャ人に「あなたは、ギリシャ神話を読んだことがありますか?」と尋ねて、「ギリシャ神話など読んだことがありません」という答えが返ってきたら、「え、あなたホントにギリシャ人?」と思うのではないでしょうか?
『旧約聖書』を読まないユダヤ人も同様です。
ところが、日本ではあまりに神話を知らない人が多すぎます。
あなたにあなたの、家族には家族の、学校には学校の物語があるように、国には国の物語があります。
日本にとっては、国の物語は記紀と言われる『古事記』と『日本書紀』に代表されます。
さて、この『知っておきたい日本の神話』(瓜生 中著、角川ソフィア文庫、476円+税)は、「このくらいの日本の神話は知っておきたい」という内容を、実に平易に、楽しく書いてくれています。
「イザナキ・イザナミの国造り」「アマテラスの岩屋隠れ」「因幡の白兎」「スサノオのオロチ退治」など、どこかで読んだり聞いたりした物語が再現されます。
構成は、次のとおりです。
第1章 神話についての基礎知識
第2章 天地創造神話
第3章 高天原(たかまがはら)にまつわる神話
第4章 天孫降臨にまつわる神話
第5章 古代天皇にまつわる神話
第6章 神社にまつわる神話
読み始めたらやめられなくなる本です。
<お目休めコーナー> 梅雨時の花⑤
