アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

私には、大事な2人の息子がいます。兄が34歳、弟が20歳です。

2人の共通点。父親が一緒です(あたりまえか。でも、母親が違います)。
父親から見ても、うちのカミさんからみても、彼らの友人たちから見ても「いいヤツ」です。
「面白いヤツだな」と思うことがあります。発想が面白いのです。
人にべたつくのも共通しています。

大学時代のサークル。巨大サークルでとてもエンジョイしています(兄はしていました)。
兄は、ミスコンなんかをやっていた広告学研究会の代表をしていました。
弟は、放送研究会の広報部門で活躍し、傍ら映画(動画)づくりなどもしています。

2人の違い。大学が違います。ライバル校に進みました。
趣味も違うし、何より経済観念が違います。

兄は、大学時代から背広はアルマーニ。今乗っている車はBMW。ブランド物に興味があります。
商学部出身で、広告代理店勤務でお金があるからね、彼は。

弟は、持っている背広は「紳士服の青山」で買った1着だけ。車の運転免許は、取る気配なし。卒業までに取得すればいいと思っているようです。


よくよく考えてみると、彼らの大学生時代の風潮がまるで違います。
兄が大学生の頃は、日本そのものが豊かだった(父親も今より豊かだった)。


先日、カミさんと居酒屋で話していたら、彼女はいいことを言いました。

「燃える能力だけでなく、覚めている能力も必要」

思わず、ナプキンにそのことを書きました。



兄が大学生だった頃は、日本が燃えている名残りのあった時代。
弟が大学生の今は、覚めている時代。

2人の息子は、性格が違うというより、違った時代背景に大学生をやってるのだ、と捉えると、何となく息子2人の違いがわかってくる。

息子たちやカミさんからいろいろなことを学べて楽しい。
覚めている能力を生かしながら学ぼう。


<お目休めコーナー> 残暑の中の花⑦



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