アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(9月14日)は、6時20分に家を出て、宇都宮に向かい、独立行政法人 国立病院機構 栃木病院附属看護学校で1年生39人を対象に8:50-16:10まで「人間関係論」の集中講義を行ってきました。

学生はマナーがよく、私語もなく熱心に私の講義に耳を傾けてくれました。

と言っても、進め方は、演習と討議が中心で、一方的に私が話すのは、連続して15分を超えることがありませんでした。


(「人間椅子」の完成場面)


内容は、次の3つを柱としていました。

1.価値観の違いを受け入れる人間関係

2.共感と自己開示の人間関係

3.勇気づけの人間関係


「私は、カウンセリングの専門家で、個別の相談を無料で引き受けますよ」と言ったら、休み時間や終了後しばらくの間、私のところにやって来る人が続出でした(ただ、1人で来る人はほぼ皆無)。

39人のうち1/3ほどが社会人入学(大学で心理学、社会福祉、英文学などを修めていた人たちも)で、最高齢は38歳の人がいました。
看護学校もだいぶ変わりつつあるようです。


宇都宮に行ったら餃子は欠かせません。駅ビル内で餃子定食をいただき、新幹線で東京に。

ヒューマン・ギルドで少々雑務をこなした後、18:30から行われていた「研修講師養成講座」に。

第2回目は、北原悦子さんご担当。


(笑顔の作り方を熱血指導する北原さん)

私も一受講生になりきって19:30-21:00の1時間半勉強させていただきました。


◎「美丘」の訂正と追加情報

大学教授がアドラー心理学の講義をしてくる場面について「原作を読んだ人によれば、この講義部分はなかったようですね」と書きましたが、日本メンタルサービス研究所 所長 脇坂奈央子さんが次の情報を寄せてくださいました。

「美丘」のシーンですが、原作に、名誉教授の記念講義として「アドラー心理学」の講義場面が登場します。
(文庫では248~251ページ)

原著者の石田衣良は、アドラー心理学の本を読んでいるのですね。

脇坂さん、ありがとうございました。



<お目休めコーナー> グアム島の空と海(タクロウ撮影)③




(ついでに)



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