おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月23日)は、岩井美弥子イラスト展 の初日。
会場のFINDには、30人近くの方々が足を運んでくださいました。
そのうち数人は、ヒューマン・ギルドの プレミアム会員 だったようです。
ありがとうございました。
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(FINDの入り口の写真)
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私の本もさりげなく置いておきました。
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(写真の下の部分です]
さて、久しぶりに本の紹介です。
また、森浩美の文庫本です。
『家族ずっと』(双葉文庫、600円+税)
短編8つが入っています。
「想い出というものは、意識して記憶の底から引っ張り出そうとしないと出てこないものだ。ところが、ひとたび頭の中のページを捲ると、泉のように湧き出てくる」(だめもと)のような表現がさりがなく出てきます。
「だめもと」は、急用のため行けなくなった妻を置いて高2と中2の娘2人と湯布院に行った空調専門企業の管理職の話です。
8つの物語のどれを読んでも、最後はほのぼのとした気分になれます。
森浩美は、「一番大事だが、同時にやっかいなことも多い家族」のもつれた糸をほぐしてくれる作家です。
こんな気分を味わうのが630円でできるのは、超おすすめ。
◆今まで森 浩美の本は、私のブログで4回紹介しています。
こちらの3つは涙を流してしまう森 浩美の短編小説集の紹介です。
●2009年1月19日付けブログ 「『家族の言い訳』を読む」
●2011年1月21日付けブログ 本の紹介:小説『小さな理由』(森 浩美
●2011年11月6日付けブログ 本の紹介:『ほのかなひかり』(森浩美著)
こちらは『家族ずっと』と同じほのぼの系の文庫本の紹介です。
2012年07月2日付けブログ 本の紹介:小説『家族の分け前』(森 浩美)
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