おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨晩(4月11日)は会社を早退して、カミさんと東京オペラシティ コンサートホールへ。
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「炎の指揮者コバケン」こと小林研一郎し指揮の読売日本交響楽団のベートーヴェンを聴くためです。
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第1部室内楽のことは省略して、曲目紹介。
オール・ベートーヴェンで
<エグモント>序曲
ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトルデ)
交響曲第5番<運命>
ヴァイオリン協奏曲は、チャイコフスキーやメンデルスゾーンなど数あるヴァイオリン協奏曲の中でやはりベートーヴェンが好き。
ウィーンフィルのコンサートマスターを務めるフォルクハルト・シュトルデは、ストラディヴァリウスの名器を使って、微妙な響きをかもし出してくれました。
圧巻は、何と言っても交響曲第5番<運命>。
聴衆の中で最も多動だったのは私ではないでしょうか?
右側に他の客がいないことを幸いに、時に指揮者のように、また他の時は演奏者のように動きまくっていました。
私は、何を隠そう。高校2年生の頃にほぼ毎日、ベートーヴェンの交響曲第5番<運命>を聴きまくっていました。
トスカニーニ、ワルター、クリュイタンス、べーム、カラヤン、シュミット=イッセルシュテットなどの指揮者のレコードがありました。
第一楽章の「タ、タ、タ、ターン」の主題をストップ・ウォッチで測ったら、ワルターがトスカニーニの2倍の時間をかけているのがわかって喜んだりする、完全なオタクでした。
お陰様で暗かった青春の日々が蘇ってきました。
あの日々も無駄ではなかった。
カミさんは、「今までで一番良かった」と言ってくれました。
来週の木曜日もカミさんと東京オペラシティ コンサートホールにベートーヴェンを聴きに行くのです。
<お目休めコーナー> 4月の草花(12)
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