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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

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さて、「英単語から学ぶアドラー心理学のキーワード」の5回目、「共感」についてです。

共感についてアドラーは、「他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」という表現をよく使っています。

子どもに共感するならば、他者が子どもに代わり、お年寄りに共感するならば、他者がそのままお年寄りになります。

企業の研修を行っているときに、アドラーの言葉を紹介したら、ある人がこんなことを言ったのが記憶に残っています。

「他者をお客様に入れ替えると、そのまま顧客満足の定義になりますね」

なーるほど。

「顧客満足とは、お客様の目で見、お客様の耳で聞き、お客様の心で感じること」


ところで、対人関係をよくするために欠かすことのできない共感の英語の語源を遡っておかなければなりませんね。

empathy=em + pathy です。

“em” は、“en” と同じく「中に入れる」や“make” の意味を持つ接頭辞。
“pathy” は、感情の意味です(「療法」として使う場合もあり)。
ですから、「感情を入れること」。ここから「感情移入」と訳されることがあります。


共感の2回目は、共感と同情の違いについて解説します。

<お目休めコーナー> 通勤途上で見つけた白梅

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