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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

「英単語から学ぶアドラー心理学のキーワード」の9回目。
今回は、責任(responsibility) について。

responsibility=response(応答、反応)+ibility(=-ability、能力)

つまり、「応答する能力」です。

人生からの問いかけ(アドラー心理学の言葉を使うと、task(課題))に対してしっかりと応答する能力を発揮することです。

この逆の「無責任」は、「あなたには、このことが問われているのですよ」と言われているのに、しらんぷりをすることでしょうか。

精神的に健康な、責任ある人は、仕事・交友・愛の課題に対して、しっかりと応答する人です。

ところで、責任(responsibility) には、類語があります。
“accuntability”と“liability”です。

“accuntability”は「説明責任、会計責任」。自分が任されていたことの結果を伝える責任です。
“liability”は「責務」。事故や法律上の責任です。

こう考えてみると、責任は、権利に対してだけでなく、委任や行為に対して厳格に応えなければならない、重みのある、応答する能力ということになるのですね。

◆「英単語から学ぶアドラー心理学のキーワード」のシリーズは、1回目から8回目まで次のとおりご覧になれます。

(1)2月3日 勇気(courage)
(2)2月6日 尊敬(respect)
(3)2月7日 信頼(trust)
(4)2月9日 相互尊敬・相互信頼
(5)2月11日 共感(empathy)―その1
(6)2月12日 共感(empathy)―その2
(7)2月17日 協力(cooperation)
(8)2月21日 貢献(contribution)

◆これらの内容については、アドラー心理学ベーシック・コース で学ぶことができます。

<お目休めコーナー> 2月の花(8) 

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