アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

土日働いた代休のつもりで、昨日(2月24日)は、1時間しか会社にいませんでした。
ヒューマン・ギルドのフェイスブック への投稿やメールへの返信など家でできる仕事は家でして、午前中は歯科クリニック、その後、ヒューマン・ギルドに出かけて3月のニュースレターの原稿を完成させ、午後は、日経ホールに

日経電子版ビジネスフォーラム
「攻めの時代の経営力養成講座」

を聞きにに出かけました。

主目的は野村克也氏(プロ野球評論家)の「常勝軍団のつくり方」というタイトルの講演会でした。

壇上の椅子に座って、原稿も持たずに1時間、独特のボソボソとした話し方で講演しました。
皮肉っぽい表現に思わず何度も笑ってしまいました。

「ここだけの話」もいくつもありましたが、要点だけいくつか書いておきます。

1.沖縄でキャンプを張っている11球団を視察し、一部の監督にもインタビューをしたが、「(監督だけでなく選手も含めて)何を考えてキャンプをやっているのか?」という思いがした。

2.プロ野球の監督歴24年だったが、すべての球団で最下位を経験した。その中でヤクルトの9年間が相馬社長のバックアップもあり一番充実していた。

3.楽天はひどかった。監督に迎えるときは三顧の礼で迎えたのに、解任の時は、これからプレーオフという時に契約をもとに解任を言い渡された。「優勝してもクビ」と言われた。義理と人情のかけらのない球団だと思った。

4.楽天の星野監督を闘将と呼ぶ人はいても、名将とか智将と呼ぶ人はいない。あの人は、ジジ殺しの処世術に長けた監督で、楽天の監督になる時も、自分のすぐ後に引き受けないで、「一度順位を下げてから」という条件を出していた。

5.「野球は意外性のスポーツ」と言われているが、実態は優勝を金で買う時代になりつつある。

6.「組織はリーダーの力量以上に伸びない」と言われるが、特に、外野手出身の監督や現役時代に成績を残していない監督は勝てない。

誇張して書いているのではありません。
野村流毒舌でした。

<お目休めコーナー> 2月の花(7) 

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