おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
絶版になってしまっているR.ドライカースとD.ディンクメイヤーの共著「『子どものやる気』を読む」シリーズの第4回目です。
1回目、2回目、3回目は、次のとおりブログに書いております。
7月18日付けブログ 『子どものやる気』を読む(1)
7月25日付けブログ 『子どものやる気』を読む(2)
8月8日付けブログ 『子どものやる気』を読む(3)
今回は、『子どものやる気』の第4章「やる気を起こさせる方法」から 子どもにやる気を起こさせる人の、子どもに対する接し方 の8つのポイントです。
(1)子どものあるがままを評価する。
(2)子どもの人となりを信頼していることを伝え、子どもが自分自身に自信が持てるようにしてやる。
(3)子どもの能力を信頼する。子どもの自尊心を培う一方、子どもからも信頼されるようにする。
(4)子どもの努力を認める。仕事を完成させたら「よくやった!」とほめてやる。
(5)子どもが目覚ましい進歩を遂げるためには、グループの刺激が必要である。グループの活用を考える必要がある。
(6)子どもにとり、グループに所属することが心の支えとなるように、グループのまとまりをよくする。
(7)子どもに技能を身につけさせるときには、子どもの気持ちや能力に合わせて、順を追って、焦らずに実施する。
(8)子どものの欠点ではなく、子どもの能力や長所がどこにあるかをしっかりと見定め、それを指導することに重点を置く。
(9)指導を活気あるものにするには、子どもが興味を持っていることを上手に利用する必要がある。
「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 のリーダーや、教師・親など子どもの行動に接している人は、有益なヒントが得られます。
◆本日と明日は 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 集中コースを担当します。
おそらくしばらくは、自らリーダーを担当することはありません。
<お目休めコーナー> (12)
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