おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(8月30日)は、アドラー・カウンセラー養成講座 の初日。
グループ、ペア、5人一組で次の3つにことを行いました。
1.アドラー心理学の基本的な考え方のおさらい
2.カウンセリングのミニ演習
3.感覚タイプの見分け方
19:00に講座を終えて、5人で「武蔵」に行き、お食事をしました。

◆アドラー・カウンセラー養成講座 を受講するためには、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員で アドラー心理学ベーシック・コース および 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)修了者(宿題・課題を終わらせている方)です。
※お申し込みの際はベーシック・コースとSMILEの修了年月をお知らせ下さい。
◆ヒューマン・ギルドのホームページには、カウンセラーになりたいについてわかりやすく書いてあります。
さて、本日のメイン・テーマは『笑って死にたい』(遠藤周作、河出書房新書、760円+税)の紹介です。
最初は『狐狸庵閑話』並みの笑から始まり、劇作家、パニョルの「我々が誰かを見て笑う時には、自分ならその誰かのようなバカなことをしないという心理がまじっている。笑いには優越感の満足がある」という言葉に妙に納得し、「この本で笑える」と期待して読み進んだのですが、その期待は裏切られ、死という、我々に必ずやって来る期限付きの重大イベントを前にしての味わいにあふれた本であることが印象に残りました。
遠藤周作氏がさまざまなところに書いていた小品を集めた本であるため、「この内容はどこかで読んだことがあるな」と思わせる文章に出合うこともありますが、遠藤周作ファンなら読んでおきたい本です。
遠藤周作氏の小説もいいが、私はエッセイが好きです。
<お目休めコーナー> (27)

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