おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
10日以上前に読んだ本ですが、タイミングが遅くなって今朝紹介します。
『マンガでやさしくわかるメンタルヘルス』(武藤清栄著、永山たか シナリオ、椎名 作画、日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)。
私の 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』 と同じ㈱日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部の久保田 章子(くぼた のりこ)さん編集の本です。
バーの経営者(マスター)の里中真一郎(元カウンセラー)と、そのバーでアルバイトとして働く高木安里紗(ありさ)のところにやって来るお客さん達は、それぞれメンタルヘルス上の問題(会社でも家庭でも居場所がない、新型うつ病として診断されている、失恋、うつ病で3カ月休職し職場復帰したばかりなど)を抱え、2人に相談することによって元気を取り戻す物語をもとに、メンタルヘルスのことならこのレベルのことは最低限知っておきたいほどの内容が盛り込まれています。
本文は、いきない脳の話から入って、やや難解な感じがしますが、そこを抜けると武藤ワールドに引き込まれます。
チェックリストもいくつも用意されていて、自分で書き込みながら進められる本です。
メンタルヘルスの必読書として強くお勧めします。
ちなみに、武藤清栄さん(東京メンタルヘルス株式会社 代表取締役)は、一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会主催の講演の講師仲間として、私も親しくさせていただいている方です。
◆金井津美さんの社内の関係性を向上させるために~ワーキングウーマンのためのアドラー心理学 が第4回目を迎えました。
“依存”してくる新人と私(下)
「課題の分離」がテーマで、いつもながら面白いです。
<お目休めコーナー> 10月の花(21)
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