おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(7月29日)の10:00~17:00は、38人の受講者を迎えて ジョセフ・ペルグリーノ博士 による 勇気づけ のワークショップを行っていました。
今回、今年初めて集合写真を撮りました。

勇気づけ のワークショップは、1999年のペルグリーノ博士の初来日からおよそ20年、22度目で最も開催頻度の高い講座です。

東京だけでなく、仙台、札幌、高岡、浜松、大阪などでも行っていて、毎回受講者に深い感動を与えていました。
洗練されたテキストをもとに「勇気づけ」の核心部分に触れ、
私は、勇気づけが階段状の滝に似ていると考えています。
・勇気づけは信頼を示し、(勇気づけを伴って、私たちは人に対する信念と人の能力への信頼を伝えます)
・信頼は勇気にエネルギーを与え、
・勇気は希望を生み出し、
・希望は信念を創り、
・信念は行動を生み出す。
という部分は、この講座の白眉とも言える部分です。
私は、この講座から大きな影響を受け、『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房、1,800円+税)を書いています。
今回特に珍しかったのは、2人に対してデモンストレーション(公開カウンセリング)を行ったことです。


内容に触れることはしませんが、2つのまったく異なるクライアントの主訴に対して、カウンセリングの目標を定め、協力的な関係の中で進める、アドラー派のペルグリーノ博士ならではのカウンセリング・モデルを示してくれました。
テキストの全部を網羅できなかったのですが、受講者に満足を与えることができた講座だとファシリテーターの私は思っております。
※8月4日(土)18:00から開催のペルグリーノ博士22回来日記念を兼ねたパーティだけは、ほぼ定員に達したので、本日の午前中で申し込は締め切らせていただきます。
会 場:早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」 東京都新宿区早稲田鶴巻516
参加費:5,000円
お申し込みは こちら から。
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<お目休めコーナー>8月の花(3)
